ジニョンら演技ドルの飛躍、パク・ウンビンらヒロインの輝き 2022年韓国ドラマ座談会

 まだまだ勢いが止まらない韓国ドラマ。OTTの拡大もあり作品数が一気に増えて話題になる作品もさまざまだった2022年。リアルサウンド映画部では、ライターのNana氏、にこ氏、ヨシン氏を迎え、2022年に放送・配信された韓国ドラマを振り返る座談会を開催。盛り沢山な内容を3部にわたってお届けする。今年のベストドラマを紹介してもらった第1部に続き、第2部では今年のベスト俳優について語ってもらった。

ジュノ、ジニョンら「演技ドル」の飛躍

ーー今年人気爆発だったのは、座談会の第1部でも挙がっていた『ユミの細胞たち』シーズン2のジニョン(GOT7)でしょうか?

ジニョン『ユミの細胞たち』

Nana:本当にシンドローム級でしたね。超真面目で誠実かと思いきや、巧みに大人の色気も混ぜてくるという……悶絶級の沼キャラでした。実は原作でのボビーはかなり批判を受けたキャラだったのですが、彼の人間味溢れるあたたかな演技でどっぷり感情移入させられてしまう人が韓国でも爆誕していました……! 本当にハマり役だったと思います。ジュノ(2PM)が昨年の百想芸術大賞で最優秀演技賞を受賞してから、演技ドル(アイドル出身の俳優)の良い流れが続いているなと思っていて、パク・ジフン(Wanna One)の『弱いヒーロー Class1』での演技もすごく良くて、今韓国でも話題なんです。演技ドルがノってきているのを、ジニョンが改めて証明したのではないかと。

ーー今年はパク・ボゴムが兵役から戻ってきたり、イ・ジョンソクの復帰作も話題になりました。

パク・ボゴム『青春MT〜Re:メンバーアゲイン〜』

ヨシン:パク・ボゴムはまだドラマには出ていないですが、バラエティ番組『青春MT〜Re:メンバーアゲイン〜』に出演していました。なかなか過酷なゲームがあったりするのですが、その中でも共演者やスタッフの方に対しての細やかな気遣いが印象的で。あのキラキラした素敵な笑顔をまた見ることができて嬉しかったですね。

にこ:パク・ボゴムの新作が早く観たいです。待ち遠しい! 彼がどんな役を選ぶのか、どんな作品でどんな姿を見せてくれるのかが楽しみでたまらないです。

ヨシン:復帰作というだけでも注目されるので、作品はけっこう慎重に選んでいそうですよね。

Nana:そういう点では、『ビッグマウス』のイ・ジョンソクはさすがの演技力でした。彼は作品を選ぶ目がレベチですよね(笑)。絶対にヒットしているんです。単純な恋愛ドラマを選ばず、ロマンス×サスペンスとか法定ロマンスものが多い印象ですが、幅広い役柄を全て自分のモノにしているのはさすがです。MBC演技大賞候補とも言われているみたいで。私も今年は賞を取りそうだなと思っています。

イ・ジョンソク『ビッグマウス』(写真はMBC公式サイトより)

ーー『私の解放日誌』のソン・ソックもすごく人気な印象がありました。

Nana:ソン・ソックは独特な雰囲気がありますよね。あのミステリアスな雰囲気に一気に引きずり込まれるというか……。

ヨシン:『私の解放日誌』は、間合いやひとつの台詞の中に、いかに重みを出すかが重要な作品だった印象ですが、それにハマっていたと思います。大人の男の魅力もありましたね。今年は映画『犯罪都市 THE ROUNDUP』にも出演していて、大活躍でした。それに30代後半とか40代でブレイクするのって、なかなか難しいことですよね。

ソン・ソック『私の解放日誌』(JTBC公式サイトより)

にこ:チェ・ミンシク主演の豪華キャストが揃った『カジノ』(ディズニープラス)にも出演中なので、ぜひチェックしてもらいたいです。

関連記事