『スパイダーバース』新作に登場するスパイダーマンたちを解説 別バースのMJと娘も参戦
また、このスパイダーコップの横を通る、背中に人工アームを背負ったキャラはメイ・ライリーことレディ・スパイダーと呼ばれるキャラかと思います。さらに、スパイダーコップの後ろに親子連れのスパイダーマンがいますが、これは別バースのメリー・ジェーン(MJ)と彼女とピーターの間に生まれた娘アニー・パーカーと思われます。2人ともスーパーパワーをもっており、スピナレット(MJ)とスパイダーリング(アニー)というヒーロー名で活躍します。
そのほかに、紙バッグみたいなのをかぶった異色キャラも見つかりますよね。これはボンバスティック・バッグマン(アメージング・バッグマン)というキャラで、ピーターがスパイダーマン・コスチューム(実はシンビオート)を失った際、自分の正体を隠すため臨時にこの格好をしたものです。それ以外にも、アニメ版のスパイダーマンが登場していますね。
まだ全部追い切れていませんが、これらをチェックするのも本作の楽しみ方の一つではないでしょうか。気になるのはスパイダーマン2099にしろ、そのほかのスパイダーマンたちにしろ、なぜマイルスを敵視したり追いかけたりするかです。スパイダーマン同士のバトルロイヤルなのでしょうか? ここがストーリーを予測する上での大きなポイントでしょう。
声の出演ですが、ミゲル・オハラ役に『ムーンナイト』のオスカー・アイザック、グウェン役に『ホークアイ』のケイト・ビショップ役でブレイクしたヘイリー・スタインフェルドと2大MCUスターが参加しています。
なお今回の『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』と続編の『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』はもともと『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』のパート1とパート2という位置づけだったらしく、今回の『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』のラストはいわゆるクリフハンガー(ハラハラするところで終わって、次回への興味をひく)的なエンディングで、次作『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』に繋げる可能があります。
それにしても前作もそうでしたが、『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は本当に映像がかっこいい! またこの世界観に浸れるのが楽しみです!
■公開情報
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』
2023年全国公開
監督:ホアキン・ドス・サントス、ケンプ・パワーズ、ジャスティン・K・トンプソン
脚本:フィル・ロード&クリストファー・ミラー、デヴィッド・キャラハム
声優:シャメイク・ムーア、ヘイリー・スタインフェルド、ジェイク・ジョンソン、イッサ・レイ、ジェイソン・シュワルツマン、ブライアン・タイリー・ヘンリー、ルナ・ローレン・ベレス、ヨーマ・タコンヌ、オスカー・アイザック
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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