市川右團次、『どうする家康』で大河ドラマ初出演 家康と対立する空誓上人に

 2023年NHK大河ドラマ『どうする家康』に市川右團次が出演することが発表された。

市川右團次

 NHK大河ドラマ第63作目となる本作は、ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を新たな視点で描く。主人公・家康を松本潤、脚本を『コンフィデンスマンJP』シリーズなどの古沢良太が担当する。

 市川が演じるのは、民衆の心をつかむ一向宗徒のカリスマ・空誓上人。家康が三河統一に苦心する中、人々の心を鷲づかみにする本證寺の住職。民が苦しむのは武士のせいだと説き、寺の中に巨大な町をつくり、商人を呼び寄せ、集まる民衆たちを救済する。対立を深めた家康は本證寺に攻め込み、一向一揆の引き金をひいてしまう。

 市川は本作が大河ドラマ初出演となる。

市川右團次(空誓上人役)コメント

演じる人物の印象と意気込み

先ずは今回が初めての大河ドラマへの出演、お話を頂き大変嬉しく光栄でした。
私が務めさせて頂きます空誓のお役は、僧侶で有りながらも、先ず一人の人間として常に民衆と共に生きている人物であると理解し、そこに魅力を感じました。
事前に資料を頂けたことや、丁寧なリハーサル、監督との細かいディスカッションを設けて頂けた事にも感謝致しております。
おかげで心地よく務める事が出来ました。実際にどの様な映像になっているか、今からとても楽しみです。

私が演じていたシーンである1563年頃から、その40年後の1603年に江戸幕府が開府され歌舞伎の歴史が始まったと言われております。
歌舞伎は元来民衆の中から沸々と湧いてきている文化なので、寺内町で民衆と踊るシーンを演じて、まるで歌舞伎の発祥期に居る様な不思議な体験が出来たのも忘れられません。

脚本を読んで

作品内の、家康をはじめとする登場人物の一人一人が生き生きとしていて、歴史が生まれる過程が感じられました。

■放送情報
『どうする家康』
NHK総合にて、2023年1月8日(月)スタート 毎週日曜20:00〜放送
※初回15分拡大版
主演:松本潤
脚本:古沢良太
制作統括:磯智明
演出統括:加藤拓
音楽:稲本響
写真提供=NHK

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