広瀬すず×北川悦吏子が初タッグ 『夕暮れに、手をつなぐ』鍵を握るのはプロデューサー?

 広瀬すずがTBS連ドラ初主演を務め、King & Princeの永瀬廉と共演する連続ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』が、2023年1月期のTBS火曜ドラマ枠で放送される。

 本作は、九州の片田舎で育った主人公・浅葱空豆(広瀬すず)が、幼なじみの婚約者を追って上京した先で、音楽家を目指す青年・海野音(永瀬廉)と運命的で衝撃的な出会いを果たし、互いに夢を追い、励まし合い、時にはケンカをしながらも笑い合って過ごした23歳の2人の“愛おしい時間”を描くラブストーリー。

広瀬すず、TBS連ドラ初主演 共演に本格ラブストーリー初挑戦の永瀬廉、脚本は北川悦吏子

広瀬すずがTBS連ドラ初主演を務め、King & Princeの永瀬廉と共演する連続ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』が、2…

 脚本は、『愛していると言ってくれ』(TBS系)、『ロングバケーション』(フジテレビ系)、『オレンジデイズ』(TBS系)などの恋愛ドラマを生み出してきた北川悦吏子が担当する。

 北川が手がけるラブストーリーにはどんな特徴があるのか。ライターの田幸和歌子氏は、こう分析する。

「北川さんは、昔ながらの少女漫画のような天真爛漫なヒロインを書く傾向にあります。エネルギッシュで明るい魅力に溢れている反面、自己中心的な行動が多く、大きな毒を兼ね備えたヒロインになることが多いです。今作でプロデューサーを務める植田博樹さんとは、妻夫木聡さん、柴咲コウさん主演の『オレンジデイズ』でもタッグを組んでいますが、そこからすでに19年が経過しています。そのため、今の視聴者の目に古く映らないよう、制作サイドでうまく調整することが必要になってくると思います。実際、北川さんの描くヒロイン像には、1995年の『愛していると言ってくれ』放送当時から、『相手役の男性は魅力的だけど、ヒロインは嫌い』という声が存在していました」

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