北村匠海、中川大志、松岡茉優、古川琴音が悩み葛藤する　『スクロール』本予告公開

　2023年2月3日公開の北村匠海と中川大志のW主演映画『スクロール』より本予告と第2弾ビジュアルが公開された。

　本作は、YOASOBI「ハルジオン」の原作者としても知られる橋爪駿輝のデビュー小説『スクロール』（講談社文庫）を映画化する青春群像劇。理想と現実のギャップに溺れながらも、社会、そして自分と必死に向き合う若者たちの姿を描く。監督を務めたのは、『CUBE 一度入ったら、最後』の清水康彦。さらに、米津玄師やKing Gnu、あいみょんなどのMVを手がける川上智之が撮影監督を務めた。

　公開された本予告は、北村演じる僕の「この社会で夢など見てはいけない」という一言から始まる。上司のパワハラに耐えながら“消えてしまいたい”と思い詰める僕、何事も“楽しければいい”と刹那的に生きる中川演じるユウスケ、結婚こそ全てと信じ“幸せが欲しい”と願う松岡茉優演じる菜穂、 何者にもなれず“特別になりたい”と願う古川琴音演じる私の4人それぞれが、悩み葛藤する姿が描かれている。そして、突然訪れた友達の死。そのことをきっかけに、ユウスケと僕の物語が一気に動き始める。なお本予告には、Saucy Dogが本作のために書き下ろした主題歌「怪物たちよ」が使用されている。

　あわせて公開された第2弾ビジュアルには、主演の北村と中川を含むメインキャストの4人が初めて1枚のビジュアルに写し出されている。光が幻想的に差し込む中で真っ直ぐにこちらを見つめる僕（北村匠海）とユウスケ（中川大志）。そして対照的に、ヒロインの菜穂（松岡茉優）はどこか淋しそうな表情で遠くを見つめ、もうひとりのヒロインの私（古川琴音）は、希望に満ちた表情でまっすぐ前を見つめている。

石原慎也（Saucy Dog）コメント

現代社会にフォーカスを当てた作品で、これは俺の物語か？と錯覚するほど広く誰にでも当てはまり心に突き刺してくれる映画だと感じました。物語は印象的なプロローグから始まります。
書き下ろしをさせて頂きました新曲「怪物たちよ」も今までになくかなり攻めた歌詞で、スクロールに寄り添う音楽になったんじゃないかとメンバー3人とも気に入ってる曲です。

■公開情報
『スクロール』
2023年2月3日（金）TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
出演：北村匠海、中川大志、松岡茉優、古川琴音、水橋研二、莉子、三河悠冴、MEGUMI、金子ノブアキ、忍成修吾、相田翔子
監督・脚本・編集：清水康彦
脚本：金沢知樹、木乃江祐希
原作：橋爪駿輝『スクロール』（講談社文庫）
主題歌：Saucy Dog「怪物たちよ」（A-Sketch）
制作プロダクション：イースト・ファクトリー
配給：ショウゲート
©︎橋爪駿輝／講談社 ©︎映画「スクロール」製作委員会
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