『かがみの孤城』優里の主題歌が流れる予告編公開 矢島晶子、美山加恋ら追加キャストも
12月23日に公開されるアニメーション映画『かがみの孤城』の主題歌が優里の楽曲「メリーゴーランド」に決定。あわせて最新予告と新ビジュアルが公開された。
本作は、2018年本屋大賞を受賞、累計発行部数160万部を超える辻村深月のベストセラー小説を、『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』『河童のクゥと夏休み』の原恵一が監督を務め映画化する劇場アニメ。主人公・こころを、新人女優の當真あみが演じる。
学校での居場所をなくし部屋に閉じこもっていた中学生・こころ。ある日突然部屋の鏡が光り出し、吸い込まれるように中に入ると、そこにはおとぎ話に出てくるようなお城が。そして、こころとともにこの「鏡の中の世界」に招かれた、見ず知らずの中学生・リオン、アキ、 スバル、フウカ、マサムネ、ウレシノの6人の姿があった。
本作の主題歌に決定した「メリーゴーランド」は、優里による書き下ろし楽曲で、自身にとって初の映画主題歌。新曲について、優里は「この曲がみなさんの“一人じゃない”未来に寄り添っていけたら嬉しいです」とコメントした。
あわせて公開された予告編は、主人公・こころがオオカミのお面を被った謎の少女・オオカミさまに呼び起こされ、大きなお城の中にある鏡から、突如鏡の中の世界に迷い込むシーンから始まる。お城に集められたのは、見ず知らずの7人の中学生たち。7人はお城の中に隠された願いの部屋の鍵を見つければどんな願いも叶うと言われ、それぞれ胸に秘めた”思い”を叶えるために鍵を探し始める。しかし、オオカミさまの「鍵を見つけ出し願いを叶えた時点で、お前たちはここでの記憶を一切失う」という告白をきっかけに、物語は大きく動き出す。主題歌「メリーゴーランド」とともに彼らが集められた理由が明らかになっていき、7人は徐々に心を通わせ、お互いを支え合うようになる様子が映し出されている。
そして新ビジュアルには、こころと一緒にお城に呼ばれた中学生6人とオオカミさまが待つお城へ行くため、かがみの中の世界へ入ろうとするこころの姿が描かれており、「君を、ひとりにはしない」というキャッチコピーが添えられている。
あわせて追加キャストも発表。『クレヨンしんちゃん』野原しんのすけ(初代)役、『新機動戦記ガンダムW』リリーナ・ピースクラフト役、原監督作品では『映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』や『バースデー・ワンダーランド』以来の出演となる矢島晶子、『僕と彼女と彼女の生きる道』(フジテレビ系)や実写版『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)、そして映画『ももへの手紙』では声優としても活躍した美山加恋、「第25回ニコラモデルオーディション」でグランプリに輝き二コラ専属モデルとして活躍、今作で声優初挑戦の池端杏慈、『ゴーストブック おばけずかん』で女優デビューを果たし、今作で声優初挑戦となる吉村文香の4名が決定した。
コメント
優里
今回、劇場アニメ『かがみの孤城』の主題歌を担当することになり大変嬉しく思います。 主題歌の「メリーゴーランド」は、『かがみの孤城』で描かれている、7人の子供たちのそれぞれの成長する姿や想いを込めた、離れ離れになった大切な人を愛しく想う歌です。 映画を観たみなさんがそれぞれの気持ちで主題歌「メリーゴーランド」を感じてもらって、 この曲がみなさんの“一人じゃない”未来に寄り添っていけたら嬉しいです。
當真あみ(こころ役)
(主題歌について)心に訴えかけられるような歌詞と、優里さんの歌声とメロディーが重なって、切なく凄く引き込まれる楽曲で、歌詞を覚えるほどずっと聞いています。 サビの、「なのにどうして今そばに誰もいないの」という歌詞が、お城にみんなといる時と対比しているように感じて印象に残っています。 私は歌詞の所々にかがみの孤城のみんなを感じられて、この曲を聞いていると色んな場面が浮かんできました。この曲によって、かがみの孤城のみんな、ひとりひとりが更に輝くように思えました!
■公開情報
『かがみの孤城』
12月23日(金)全国公開
声の出演:當真あみ、北村匠海、吉柳咲良、板垣李光人、横溝菜帆、高山みなみ、梶裕貴、麻生久美子、宮﨑あおい
監督:原恵一
脚本:丸尾みほ
キャラクターデザイン・総作画監督:佐々木啓悟
ビジュアルコンセプト・孤城デザイン:イリヤ・クブシノブ
音楽:富貴晴美
主題歌:優里「メリーゴーランド」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
企画・製作幹事:松竹、日本テレビ放送網
原作:辻村深月『かがみの孤城』(ポプラ社)
制作:A-1 Pictures
配給:松竹
©︎2022「かがみの孤城」製作委員会
公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/kagaminokojo/