『D.P.』に続き三池崇史監督『コネクト』で共演 コ・ギョンピョ「チョン・ヘインに感謝」
チョン・ヘイン、コ・ギョンピョら出演の三池崇史監督による韓国ドラマ『コネクト(原題)』が、ディズニープラスのコンテンツブランド「スター」にて独占配信される。
物語の主人公はどんな大怪我でもすぐに治してしまう特殊能力の持ち主ハ・ドンス(チョン・ヘイン)。彼は、幼少期から人々にモンスター扱いされて常に孤独を感じ生きていた。ある日突然、ドンスは臓器売買組織に誘拐されて眼を奪われてしまう。失われた眼は連続殺人犯によって使われていたが、ドンスはその眼を通して殺人犯の視覚を手に入れていた。自分の人生を取り戻すことを決意した主人公と連続殺人犯との戦いを描くクライムファンタジースリラーだ。
本作は10月5日に開幕する第27回釜山国際映画祭のオンスクリーン部門に正式招待され、2021年に新設されたアジア初の公式OTT部門で、その年の話題作の最新シリーズとしてプレミア上映される。本映画祭の執行委員長は「日本の三池崇史監督にとって初の韓国進出作で、韓国俳優のチョン・ヘイン、コ・ギョンピョなどが出演している。海外の監督たちが韓国の俳優とつくる作品が増えた。釜山国際映画祭もこのような流れを反映している」とコメントした(※1)。
三池崇史は、『十三人の刺客』や『悪の教典』、『殺し屋1』、『藁の楯 わらのたて』などの作品で知られる映画監督。『コネクト(原題)』は三池監督とNAKA雅MURA、『ムルゲ 王朝の怪物』のホ・ダムの脚本で、日韓でも注目が高まっている。
原作は同名のウェブトゥーン漫画で、シン・デソン作家が2019年~2020年に連載した作品だ。三池監督は「ウェブトゥーン漫画はインターネットで課金する方式だからか次々と読みたくなる。この方式を映像に導入すれば、これまで見たことのないものを作れるかもしれないと思った」とし、俳優については「俳優たちは素晴らしかった。言語が通じる日本の現場よりも純粋に台本と役柄を通して意思疎通した」と撮影での様子を話している(※2)。