A24×アレックス・ガーランド監督『MEN 同じ顔の男たち』12月公開決定 不穏な特報映像も
アレックス・ガーランド監督による新作映画『Men(原題)』が、『MEN 同じ顔の男たち』の邦題で12月9日よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開されることが決定し、あわせて特報映像が公開された。
本作は、『ミッドサマー』『ヘレディタリー/継承』などを手がけるアメリカの配給会社A24と、長編デビュー作となるSFスリラー『エクス・マキナ』が第88回アカデミー賞視覚効果賞を受賞し、同脚本賞にもノミネートされたアレックス・ガーランド監督のタッグ作。夫の死を目撃してしまった女性が心の傷を癒すため、自然あふれる美しいイギリスの田舎街を訪れるが、そこで現れる男たちは全員、同じ顔をしていた……。
主演を務めるのは『ワイルド・ローズ』『ジュディ 虹の彼方に』に出演し、マギー・ギレンホール監督作『ロスト・ドーター』で第94回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされたジェシー・バックリー。夫の死を目撃した過去のトラウマと、目の前に現れる同じ顔の男たちの恐怖に対峙する主人公を体現した。
次から次へと現れる同じ顔をした男たちを演じるのは、『007/慰めの報酬』から『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』までの『007』シリーズにビル・タナー役で出演した英国俳優ロリー・キニア。一人で何役もの不気味な男たちを怪演した。
第75回カンヌ国際映画祭の監督週間で上映が行われた本作。『ベイビー・ドライバー』『ラストナイト・イン・ソーホー』のエドガー・ライト監督は、「熱を帯び、眩暈を誘うアレックス・ガーランド監督の『MEN』は最高だった。想像を超える役者たちの演技と目を見張るVFXも見逃せない!」とコメントしている。
あわせて公開された特報映像では、バックリー演じる主人公ハーパーが車を運転し、田舎街へやってくるシーンから始まる。「とても美しい家ね」と宿泊先を気に入った様子で庭先にあるリンゴをおもむろにかじるハーパー。散策しているうちに見つけたトンネルでハーパーが発声すると、トンネル内に反響し始める。すると、その声に呼応するかのように不穏な出来事が連鎖していく。目の前に現れた男は突然姿を消し、木から大量の林檎が落下、恐ろしい叫びと共に襲い来る何か。場面は再びトンネルに戻ると、遠くにいる男が不気味な声を上げながらこちらに向かってくるところで映像は終わる。
■公開情報
『MEN 同じ顔の男たち』
12月9日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
出演:ジェシー・バックリー、ロリー・キニア、パーパ・エッシードゥ、ゲイル・ランキン、サラ・トゥーミィ
監督・脚本:アレックス・ガーランド
製作:アンドリュー・マクドナルド、アロン・ライヒ
音楽:ジェフ・バーロウ、ベン・ソールズベリー
配給:ハピネットファントム・スタジオ
2022年/イギリス/カラー/シネスコ/英語/100分/原題:Men/字幕翻訳:松浦美奈/R15+
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