稲垣吾郎、『ほん怖』4年ぶりの夏放送に意気込み 「僕にとっての“4年ぶりの夏”」
8月20日にフジテレビ系『土曜プレミアム』で放送される『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2022』に出演する稲垣吾郎からコメントが到着した。
1999年にスタートした『ほんとにあった怖い話』(通称『ほん怖』)は、実際に人々が体験した怖い話をリアルに描くリアルホラーエンターテインメント。心霊体験をした視聴者の証言をもとに、恐怖や心霊現象の不安に翻弄されつつも立ち向かっていく姿を描く。『ほん怖』クラブリーダー・稲垣と小学生を中心に構成されたメンバーが恐怖体験を紹介、今年は実録心霊ドラマを5本お届けする。
収録では稲垣をはじめ、『ほん怖』クラブメンバーも恐怖のあまり絶叫の連続。この世ならざる者が現れる度に、叫び声がスタジオ内を木霊した。しかし恐怖を恐怖で終わらせないために、今年も心霊研究家の下ヨシ子を招いて心霊研究を実施。あまりの怖さに映像を直視できないメンバーたちからは、早く恐怖を吹き飛ばしたいのか疑問や質問が相次いだ。また、小学生とは思えない考察や意見の数々に、稲垣は「ピュアなのに大人っぽいところもある」と子どもたちを絶賛。
また収録中も、さまざまな解釈に「なるほどね」と、誰かと一緒に見るからこその醍醐味を味わっていた。さらに、恒例となっているメンバーからのリーダー・稲垣への“鋭い質問”も健在だ。今回も稲垣を苦笑させる質問は飛び出すのか。
『非常通報』では、神尾楓珠が新人警備員役を担当。ある日の夜勤中の “非常通報”以降、心霊現象に悩まされる青年役で、ホラー作品初主演を果たす。俳優としての活躍が目立つ岩田剛典も『ほん怖』初主演。王道のホラー作品となる『謝罪』では、単身赴任先のマンションで毎晩起こる心霊現象に立ち向かう姿を描く。
乃木坂46・山下美月の主演作『一言のあやまち』は、ある全寮制高校の女子寮を舞台に、女子生徒同士の関係性が恐怖体験につながっていく身の毛もよだつエピソードだ。最後まで展開が読めないストーリーで、視聴者を予想外の結末へいざなっていく。
『憑けてくる』は、ももいろクローバーZ・高城れにが実際に体験したエピソードをドラマ化。高城自身が以前から悩まされる心霊現象を、ももクロメンバー全員が本人役で演じていく。テレビ初披露となる恐怖の実話で、高城の新たな一面を垣間見ることができそうだ。
そして『遊び待つ』は、松本若菜が主演。看護師として働きながら一人娘を育てるシングルマザーを演じ、近所にある幽霊屋敷での恐怖体験を描く。『ほん怖』初出演の松本が「一番ゾクっとしていただける作品にしたい!」と意気込んだ作品になっている。
稲垣吾郎 コメント
4年ぶりとなる『ほん怖』収録を終えて
夏放送は4年ぶりになるんですね! 秋の『ほん怖』もなじんできていたんですけど、本来は夏の風物詩として放送していたので、また夏に帰ってくることができてうれしいです。収録は今年一番夏らしい体験になりました(笑)。うだるような暑さの中でこういう背筋がゾクっとするような体験は、やっぱりしっくりきますよね。
印象に残ったエピソード
今回は大人っぽいストーリーもあります。『ほん怖』クラブのメンバーが“人の気持ちというのが、お化けよりも怖い”って言っていたりして(笑)。ほかにも解釈の仕方によっていろいろ感じることができるストーリーもあって、一緒に見ている人と語りながら見るとまた違った捉え方ができる物語も『ほん怖』にあっていいんだなと思いました。クラブメンバーたちと話している中では、ハッとさせられる意見を言われたりして、そういう解釈もあるんだなって感じることもありました。
今年の『ほん怖』クラブメンバーとの収録について
今年はある番組で共演経験のあるメンバーがいたりと、いつも以上に楽しかったです。8歳~10歳のメンバーが多いのですが、特に女の子は本当に大人と同じような意見を持っているんですよ。ピュアなのに、大人っぽいところもあって。その反面、子どもならではのつかみどころのないやり取りで翻弄された部分もありました(笑)。
今年は7人の『ほん怖』クラブメンバーが集まって、少しずつ本来の『ほん怖』が戻ってきたなと感じる部分もありますね。みんな心霊エピソードに対して、自分なりの言葉で語ってくれていたし、今回もいい心霊研究ができたと思います!
自身にとっての“夏の風物詩”
以前はよく、お祭りの花火を見に行っていました。花火が好き過ぎて全国のイベントを追いかけている花火マニアの知人がいて、その方がオススメしてくれるお祭りに行くことが多かったですね。近場だと熱海にも行きました。ここ数年は行けていない状況が続いているので、来年以降はまた浴衣を着て行ければいいな。あと、夏になると洋服に足元は雪駄を合わせたりしているので、雪駄が気持ちいい気温になると夏が来たなって思いますね。
視聴者へメッセージ
毎年の放送を楽しみにしている方が、本当に多いと実感しています。僕が『ほん怖』クラブのリーダーになって18年ほど。こんなに長く続けさせていただけるのは本当にうれしいですし、また今年も無事に放送できることがうれしいです。これがないと夏が来た感じがしなかったので、僕にとっての“4年ぶりの夏”という感じ。夏になると、どこに行ってもお化けの話を聞かれたりして……心霊専門家ではないんですけどね(笑)。でも、それぐらい認知されているということなので、『ほん怖』はこれからもライフワークとしてやらせていただきたいと思っています。『ほん怖』クラブのリーダーとして、今回もめちゃくちゃ怖いということは自信を持って言えます! 覚悟しながら楽しみにしていてください!
■放送情報
土曜プレミアム『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2022』
フジテレビ系にて、8月20日(土) 21:00~23:10放送
『ほん怖』クラブリーダー:稲垣吾郎
『遊び待つ』
出演:松本若菜、富田望生
脚本:酒巻浩史
演出:森脇智延
『憑けてくる』
出演:高城れに、百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏
脚本:三宅隆太
演出:國武俊文
『一言のあやまち』
出演:山下美月(乃木坂46)、小野花梨、鈴木ゆうか、佐々木ありさ
脚本:穂科エミ
演出:森脇智延
『謝罪』
出演:岩田剛典、梶原善
脚本:後藤博幸、板谷将行
演出:下畠優太
『非常通報』
出演:神尾楓珠、大友花恋、千原せいじ、田中美佐子
脚本:酒巻浩史、三宅隆太
演出:下畠優太
プロデュース:大野公紀、後藤博幸(FILM)
プロデューサー:古郡真也(FILM)
原作:『ほんとにあった怖い話』『HONKOWA』(朝日新聞出版)
制作・著作:フジテレビ ドラマ・映画制作センター
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