『あの日、兄貴が灯した光』クォン・スギョン監督作『ステラ』11月公開 予告&ポスターも

 『あの日、兄貴が灯した光』のクォン・スギョンが監督を務めた映画『ステラ SEOUL MISSION』が11月11日より劇場公開されることが決定。あわせて予告編と日本版ポスタービジュアルが公開された。

 本作のタイトルになった“ステラ”は、韓国で1980年代に広く普及したヒョンデ(旧ヒュンダイ)の車。『あの日、兄貴が灯した光』『裸足のギボン』のクォン・スギョンが監督を務め、『エクストリーム・ジョブ』『完璧な他人』のペ・セヨンが脚本を務め、本国韓国では2週に渡り韓国映画1位を獲得した。

 ある日、ボスであるソ社長(ホ・ソンテ)にスーパーカーを任された自動車金融業界のエース、ヨンベ(ソン・ホジュン)。ところが、ヨンベの親友ドンシク(イ・ギュヒョン)の運転により車が消え去ってしまう。ヨンベは、スーパーカーを奪った犯人だと疑われ、ソ社長たちに追われ始める。頼れる人も逃げ場所もない彼の前に現れたのは、父が遺した1987年型の自動車“ステラ”だった。最高時速50km、残された時間は3時間。ヨンベはステラと共に、スーパーカーを見つけ出すために奮闘する。

 主人公ヨンベを演じるのは、ドラマ『応答せよ1994』のソン・ホジュン。そのほか、親友ドンシクを『刑務所のルールブック』のイ・ギュヒョン、ソ社長を『イカゲーム』のホ・ソンテが演じる。

 公開されたポスタービジュアルは、中央にソウルの街並みとパトカーを背に、ヘッドライトを照らすステラ、両脇に登場人物が配置されている。

映画『ステラ SEOUL MISSION』予告編

 あわせて公開された予告編では、冒頭に最高速度50km/hのステラに乗り車内でステラへの不満をこぼす主人公ヨンベが映し出される。続いて、映像は親友ドンシクが上司であるソ社長のスーパーカーを持ち逃げしたことに遡り、ヨンベはドンシクを探すべく社長たちを振り切ってステラに乗り込む。

■公開情報
『ステラ SEOUL MISSION』
11月11日(金)より、シネマート新宿ほか全国公開
出演:ソン・ホジュン、イ・ギュヒョン、ホ・ソンテ
監督:クォン・スギョン
脚本:ペ・セヨン
配給:ファインフィルムズ
2022/韓国/韓国語/カラー/98分/映倫:G/英題:Stellar: A Magical Ride
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