山寺宏一「まさかの自分へのオファー!!」 『鎌倉殿の13人』出演に喜びと驚きのコメント
毎週日曜日に放送されているNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に山寺宏一が出演することが発表された。
NHK大河ドラマ第61作目となる本作の舞台は、平安時代後期から鎌倉時代初期。義兄でもある鎌倉幕府初代将軍・源頼朝(大泉洋)にすべてを学んだ二代目執権・北条義時(小栗旬)を主人公に、武士の世を盤石にした彼の生き様、翻弄された周囲の人々を描き出す。脚本を『新選組!』『真田丸』に続き大河ドラマ3作目となる三谷幸喜が手掛ける。
山寺が演じるのは、中世きっての名僧・慈円。山寺は慈円を演じるにあたり、三谷から「威厳9割、いかがわしさ1割なイメージで」とリクエストされていることを明かした。
山寺宏一(慈円役)コメント全文
登場人物の印象、意気込み
まさか、まさかのオファーに震え上がりました! 山寺という苗字であること、小学生の頃のあだ名が「和尚さん」だったことに感謝です。(関係ないですか?)仏教界で地位を築き、政界にも影響を及ぼし、さらに自らの心の内を詠み数多くの名歌を残した慈円。知れば知るほど魅力的な人物だと感じています。天下泰平を祈り公武両立を理想としたといわれている慈円が、このドラマでどのような役割を担うのか? 心して挑みたいと思います。三谷さんからは「威厳9割、いかがわしさ1割なイメージで」というアドバイスが。逆にならないよう気をつけます!
大河ドラマ出演について
もちろん初めてです!
三谷幸喜作品への出演について
・ドラマ『合言葉は勇気』(2000年)
・映画『みんなのいえ』(2001年)
・舞台『12人の優しい日本人』(2005年)
・ドラマ『オリエント急行殺人事件』(2015年)
他にも人形劇を始め多数出演させて頂いていますが、上記以外は全て声の出演です。どれもこれも素晴らしい作品で「本当に僕でいいのだろうか」と毎回プレッシャーを感じつつ楽しく演じさせて頂いています。さすがに今回は楽しむ余裕は全く無いと思いますが……
共演者について
瀬戸康史くんは高校生の時、中川大志くんは中学生の時にそれぞれ『おはスタ』で共演しています。2人の凄まじい進化と活躍を遠くから見守って来た者として、同じ大河ドラマに出られるというのは実に感慨深いです。梶原善さん八嶋智人さん中村獅童さんとは、仕事よりプライベートな交遊の方が多い感じです。今作での3人の大活躍を楽しんで観ていたら、まさかの自分へのオファー!!重ね重ね驚いております。
■放送情報
『鎌倉殿の13人』
NHK総合にて、毎週日曜20:00~放送
BSプレミアム、BS4Kにて、毎週日曜18:00~放送
主演:小栗旬
脚本:三谷幸喜
制作統括:清水拓哉、尾崎裕和
演出:吉田照幸、末永創、保坂慶太、安藤大佑
プロデューサー:長谷知記、大越大士、吉岡和彦、川口俊介
写真提供=NHK