ダニエル・ラドクリフとトム・フェルトン、再共演の条件は? 『ハリポタ』卒業後の歩み
J・K・ローリングによる同名ファンタジー小説を映画化した『ハリー・ポッター』シリーズの第1作となる『ハリー・ポッターと賢者の石』が公開されてから、早くも20年もの月日が流れた。
それを記念して、2021年に米HBO Maxにて同窓会番組『ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ』が配信。主要キャストとスタッフが集結し、撮影秘話や思い出話に花を咲かせて大きな盛り上がりを見せていた。ハリー・ポッター役で主演を務めたダニエル・ラドクリフやハーマイオニー役のエマ・ワトソンをはじめ、子役キャストは本シリーズに大抜擢されてスター街道をまっしぐら。子役で有名になったスターは名声に溺れたり、ドラッグやアルコール依存の問題を抱えたりなど道を踏み外しやすい傾向にあるが、『ハリー・ポッター』の子役キャストに関しては、このケースは当てはまらないと言えるだろう。
そんな才能あふれる、まっとうな元子役キャストたちが同窓会番組で久しぶりに再会したわけだが、彼らが他のプロジェクトで再タッグを組むことはあるのだろうか。おそらくファンが答えを知りたいだろう質問に、ハリーを執拗にいじめていた悪役的なキャラクター、ドラコ・マルフォイを演じたトム・フェルトンが、ラドクリフとの再共演には“条件”があるとDigital Spyにて回答している。「僕たちは、まったく違う形で何かをやろうと話をしていて、ダニエルと僕が再び一緒に仕事をするときは彼が悪役で、僕がヒーローになるというアイデアをよく冗談で言っているんです」と答えていた(※)。
どうやら、フェルトンはラドクリフとの再共演を望んではいるものの、『ハリー・ポッター』で彼らが演じたキャラクターと同じ相対関係を繰り返したくはないようだ。