斎藤工の妊娠で“無自覚の偏見”に初めて気が付く 『ヒヤマケンタロウの妊娠』本予告公開

『ヒヤマケンタロウの妊娠』本予告

 Netflixオリジナルシリーズ『ヒヤマケンタロウの妊娠』の配信日が4月21日に決定し、本予告と場面写真が公開された。

 本作は、坂井恵理による同名コミックス(講談社『BE LOVE KC』所載)を斎藤工と上野樹里をキャストに迎え実写化する社会派コメディ。「もし、男性が妊娠したら?」をテーマに男女逆転生活をコミカルに描きながら、妊娠をきっかけに今まで見てこなかった社会の様々な問題に直面した主人公が、奮闘しながらも徐々に周囲の人と自分自身を変えて成長していく模様を描く。

 舞台は、男性が妊娠・出産するようになった世界。広告代理店の第一線で仕事をバリバリこなすハイスペック男子の桧山健太郎(斎藤工)はある日突然、自分が妊娠していることを知る。同じく仕事最優先のパートナーの瀬戸亜季(上野樹里)も自分が親になることは考えていなかったため、想定外の出来事に戸惑う。妊娠を告げた日から社会から向けられる予想外の眼差しや、“妊婦”が体験する苦労を“妊夫”として向き合う桧山と、そんな彼と共に悩み、寄り添おうとする亜季。現代の妊娠・出産にまつわる多くの問題に直面しながらも二人は「産む」決意をするのだが、マイノリティである男性妊娠に対して社会の風当たりは強かった。

『ヒヤマケンタロウの妊娠』本予告

 公開された本予告は、仕事も遊びも軽やかにこなし、順風満帆な人生を謳歌するの桧山に突然の妊娠という予想外の出来事が起こるシーンから幕を開ける。つわりで仕事に支障をきたし、妊娠したことを伝えられず上司に睨まれ、様々な身体の変化にも困惑する桧山。そしてパートナーの亜季も自分が親になることは考えてもいなかったため、事実を知り激しく動揺する。しかし友人の「男性が生んでくれるなんていい時代じゃん!」の一言に打算も働き、桧山に産むことを提案。喧々諤々の話し合いの末、出産を決意する。

 映像には、筒井真理子、リリー・フランキー、岩松了、高橋和也ら脇を固めるキャスト陣による笑いを誘う場面も収められている。

 あわせて公開された場面写真には、様々な問題に直面しながらも奮闘する2人の姿が切り取られている。

■配信情報
Netflixオリジナルシリーズ『ヒヤマケンタロウの妊娠』
Netflixにて、4月21日(木)全世界同時独占配信
出演:斎藤工、上野樹里、筒井真理子、岩松了、高橋和也、宇野祥平、山田真歩、リリー・フランキー、細川岳、前原滉、森優作、山本亜依、伊勢志摩、篠原ゆき子、橋本淳、小野ゆり子、木竜麻生、斉木しげる、根岸季衣
原作:坂井恵理『ヒヤマケンタロウの妊娠』(講談社『BE LOVE KC』所載)
監督:箱田優子、菊地健雄
脚本:山田能龍、岨手由貴子、天野千尋
エグゼクティブ・プロデューサー:高橋信一(Netflix コンテンツ・アクイジション部門マネージャー)
プロデューサー:間宮由玲子(テレビ東京)、太田勇(テレビ東京)、平林勉(AOI Pro.)
企画・制作:テレビ東京
制作協力:AOI Pro.
公式サイト:www.netflix.com/ヒヤマケンタロウの妊娠

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「ニュース」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる