亀梨和也「何かを感じてもらえるような作品に」 『連続ドラマW 正体』インタビュー映像

『連続ドラマW 正体』亀梨和也インタビュー

 3月12日よりWOWOWで放送・配信される『連続ドラマW 正体』で主演を務める亀梨和也のインタビュー映像が公開された。

 染井為人の同名小説を映像化する本作で亀梨が演じるのは、ある夫婦の殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑を宣告された鏑木慶一。移送中に脱獄し、逃走しながらも潜伏先で関わった人々を窮地から救っていく。そしてその彼が指名手配中の死刑囚だと気が付いた時、「彼は本当に殺人犯なのか?」と救われた人々は疑問を抱き始める。

 『事故物件 恐い間取り』の中田秀夫監督と亀梨が本作で再タッグ。そして『連続ドラマW 夜がどれほど暗くても』や『ミュジコフィリア』の谷口正晃監督が第3話と第4話を手がけ、WOWOW開局30周年記念『連続ドラマW 華麗なる一族』や第44回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した『Fukushima50』の前川洋一が脚本を担当する。

『連続ドラマW 正体』亀梨和也インタビュー映像

 公開された映像では、⻲梨が初めて脚本を読んだ時の感想を「一筋縄ではいかない、作品の中におけるエンターテインメント性が非常にある作品だと思った」と明かし、役どころについて「白に近いグレーな人間。真っ白じゃない人間」と分析。劇中で様々な扮装する役柄に伴い「演じ分けをしてしまうとリアリティが欠けてしまう。器用に演じてしまったら鏑木ではない、楽な所に行かないことを心掛けた」と語った。

 今作で2度目のタッグとなった中田監督については「その時のベストを判断する能力、監督のその潔さはすごい好きですね」と信頼を寄せる様子も。また、「各エピソードごとに全然違った魅力がある作品。その中に鏑木が存在している、この存在をどうみなさんが捉えてくれるか、それが一番大きな見どころになっていくんじゃないかな」とみどころをアピール。演じる鏑木に対し、「どう生き抜くか、どう存在するかが1つ大きなテーマ。各エピソード出てくる人たちとの巡り合わせ、空気感、何かを感じてもらえるような作品になるんじゃないかなと思います」とメッセージを寄せている。

 あわわせて迫る警察の包囲網に追い詰められ、包丁を手に堀田真由演じる舞を人質に取った場面写真も公開されている。

■放送・配信情報
『連続ドラマW 正体』(全4話)
WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドにて、3月12日(土)22:00放送・配信スタート
※第1話無料放送
出演:亀梨和也、黒木瞳、市原隼人、貫地谷しほり、堀田真由、濱田崇裕(ジャニーズ WEST)、音尾琢真、若村麻由美、高畑淳子、上川隆也
監督:中田秀夫、谷口正晃
脚本:前川洋一
原作:染井為人『正体』(光文社刊)
音楽:海田庄吾
チーフプロデューサー:青木泰憲
プロデューサー:廣瀬眞子、黒沢淳、三本千晶
(c)WOWOW
公式サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/shoutai/
公式Twitter:@shoutai_wowow

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