『カムカムエヴリバディ』本郷奏多演じる五十嵐の突飛な行動の真相 回転焼きへの思いも

『カムカム』五十嵐の突飛な行動の真相

 ひなた(川栄李奈)と五十嵐(本郷奏多)によって中断されていた撮影が再開された。NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』が第17週初日を迎え、ひなたは五十嵐の不可解な行動の理由を知る。

 衣装を身につけた五十嵐は、轟(土平ドンペイ)に呼ばれる。五十嵐が任されていたのはなんと死体役。呆気に取られるひなたに、榊原(平埜生成)がそっと教えてくれた。

「大部屋俳優は大抵あそこからスタートなんや」
「肩やら背中やら動いてNG出して怒られてる人もよう見るけど、五十嵐くんは完璧やな」

 SNS上では、五十嵐が突然寝てしまうことについて、錠一郎(オダギリジョー)がトランペットを吹けなくなったように何らかの病気なのではないか、稽古に励みすぎて動けなくなってしまうのではないか、“無愛想な男”の強烈な人物像の一つなのではないか、といった声があがっていたが、死体役のために練習していた、というのが真相だった。

 五十嵐に対するひなたの表情が変わる。死体役に徹する五十嵐を見る川栄の表情は、五十嵐の地道な努力に感銘を受けているようにも、これまでの言動を反省しているようにも見えた。物語後半で五十嵐が回転焼きを食べにやってきた時も、ひなたは何とも言えない表情をしていた。

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