第94回アカデミー賞ノミネーション予想 『ドライブ・マイ・カー』『スパイダーマン』は?

作品賞

『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
『ウエスト・サイド・ストーリー』
『ベルファスト』
『DUNE/デューン 砂の惑星』
『コーダ あいのうた』
『ドント・ルック・アップ』
『愛すべき夫妻の秘密』
『ドリームプラン』
『リコリス・ピザ』
『tick, tick... BOOM! : チック、チック…ブーン!』

次点:
『マクベス』
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
『Flee(原題)』
『ドライブ・マイ・カー』
『ハウス・オブ・グッチ』

 作品賞候補は最大10枠だが、例年8~9作品がノミネートされている。第94回は、『ドント・ルック・アップ』までの6作品はほぼ当確、『愛すべき夫妻の秘密』以降の作品全てにチャンスがある。特に、北米だけでなく世界的に映画興行の救世主となった『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に対する評価にも注目が集まっている。

 冒頭で書いたように、アカデミー賞は82カ国の約9400名が各支部に分かれノミネーションを決定し、そこから全会員が2021年のベストを選ぶ賞。海外会員もアメリカの映画界やアカデミー賞と何らかの関係がある業界人なので北米映画のローカル賞には変わりないが、配信事業者の躍進によって世界中で同時配信された作品も多い。このことがノミネーション結果にどんな影響をもたらすだろうか。

参考

*1. https://deadline.com/2022/02/academy-touts-biggest-voter-turnout-ever-after-nominations-balloting-closes-1234925341/

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