『スパイダーマンNWH』に続き『ザ・フラッシュ』も マルチバースの概念を整理する
というのも、『ザ・フラッシュ』の後にリリースされる『バットガール(原題)』という映画も現在製作中なのですが、この映画ではバットマン/ブルース・ウェイン役を再びマイケル・キートン、バットマンの盟友でバットガールことバーバラの父親であるゴードン警部をJ・K・シモンズが演じます。J・K・シモンズ版ゴードン警部はベン・アフレック版バットマンの世界の住人でした。したがって両者が共演するということは両方の世界が融合した新たなDCユニバースができたと解釈されるわけです。
“I use their expectations against them. That will be their weakness. Not mine. Let them all underestimate me…
And when their guard is down, and their pride is rising, let me kick their butts.”
- Batgirl, Year One
🦇 pic.twitter.com/gbIA5EbcUK— Leslie Grace (@lesliegrace) January 15, 2022
なお『バットガール』について補足すると、主人公を演じるレスリー・グレイスが自身のSNSでコスチューム姿を披露しました。コミックや60年代のテレビドラマシリーズを思わせるデザインです。コスチューム自体に仕掛けがあるというよりはあくまでその正体をかくし動きやすい感じです。この映画のヴィランは、ゴッサム・シティの恐怖の放火魔ファイヤーフライことガーフィールド・リンズ。ブレンダン・フレイザーが演じます。さらにバットマンの相棒ロビン(初代ロビンことディック・グレイソン)の登場も噂されています。
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』がマーベル映画の世界観を大きく変えたよう
に、今度は『ザ・フラッシュ』がDC映画の世界に大いなる変化をもたらすのかもしれません。