菅田将暉と小松菜奈は“全力でぶつかり合える”関係性 初共演から今後の活躍までを追う

 11月15日、菅田将暉と小松菜奈が結婚したことをそれぞれのSNSや所属事務所を通して発表した。

 発表があった日の深夜1時、自身がパーソナリティを務める『菅田将暉のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)の冒頭で、菅田は「役の人生ばかりを考えていた日々でしたが、ちゃんと自分の人生とも向き合っていくきっかけになると思いました。そのきっかけを作ってくれた小松さんに感謝しています」と生放送で結婚を涙ながらに報告した。

 これまで映画3作で共演、「niko and…(ニコアンド)」のブランドアンバサダーを2人で務めるなど、かねてから交際が噂されていた2人。ネット上ではファンから「ベストカップル」の声が上がっている。

 共に俳優として、数々の作品で主演・ヒロイン役を務め、日本のエンタメ界を背負う存在である2人。映画ライターのSYO氏は、彼らの初共演作『ディストラクション・ベイビーズ』での2人の印象を以下のように語る。

「菅田さんと小松さんには、『全力でぶつかり合える』関係性があるような気がします。『ディストラクション・ベイビーズ』においては、中盤以降ほぼ菅田さん、小松さん、柳楽(優弥)さんの3人芝居になります。暴力衝動に突っ走る青年(柳楽さん)と彼のフォロワー(菅田さん)、巻き込まれたキャバ嬢(小松さん)という関係性で、それぞれの熱気がぶつかり合う、緊張感あふれる演技合戦が素晴らしいです。立場が逆転し、小松さん演じるキャバ嬢が反撃に出るシーンは見ものです。

『ディストラクション・ベイビーズ』(c)2016『ディストラクション・ベイビーズ』製作委員会

 2度目の共演作にして、惹かれ合う男女を演じた『溺れるナイフ』での経験が、続く『糸』に繋がったのではないかとSYO氏は指摘する。

「『溺れるナイフ』は恋愛映画ではありますが、菅田さんがラジオなどで笑い話にしているように、菅田さんが小松さんの顔面に唾を吐いて首を絞めてキスをするという衝撃シーンがあります。『ディストラクション・ベイビーズ』と『溺れるナイフ』、この攻めた2作品で“共闘”したからこそ、“戦友”として3度目の共演作『糸』に挑めたのではないでしょうか」

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