『おかえりモネ』菅波×亮×朝岡が物語のキーパーソンに 3人が百音にもたらした影響

百音の“未来”を決めた気象予報士・朝岡覚(西島秀俊)

 そもそも百音が気象予報士に興味を持ったのは、人気気象キャスター・朝岡の影響だ。石ノ森章太郎のファンで、原画展を見に登米を訪れた朝岡。地元民は歓迎しおもてなしをする中で、百音は森林セラピーへと案内。その最中、風向きや雨雲の様子から天気の変化を正確に言い当てた朝岡を見て、百音は“未来”がわかる天気予報師という仕事に感銘を受ける。

 再び登米にやってきた朝岡は、百音の“トラウマ”を取り去る助言を送るなど、何度も百音を救う重要な役割を果たしている。東日本大震災を背景にしている本作。震災発生当時、高校受験の合格発表のために父・耕治(内野聖陽)と仙台に来ていた百音。「島にいなかった」ことをずっと引きずり続けていた百音に、朝岡は「何もできなかったと思う人は、次はきっと何かできるようになりたいと強く思う」という言葉を送ったのだった。その後、無事に気象予報士となり、気象情報会社「ウェザーエキスパーツ」に入社した百音の良き上司ともなっている。

 最新話では菅波がついに気仙沼にやって来て、約3カ月ぶりに百音と再会。百音のラジオをご満悦で聴いたり、亮に嫉妬心を滲ませたりと、大忙しの様子だ。3人の関係は、未来は、『おかえりモネ』の結末はどんなものになるのか、最後まで見届けてほしい。

■放送情報
NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
出演:清原果耶、内野聖陽、鈴木京香、蒔田彩珠、藤竜也、竹下景子、夏木マリ、坂口健太郎、浜野謙太、でんでん、西島秀俊、永瀬廉、恒松祐里、前田航基、高田彪我、浅野忠信ほか
脚本:安達奈緒子
制作統括:吉永証、須崎岳
プロデューサー:上田明子
演出:一木正恵、梶原登城、桑野智宏、津田温子ほか
写真提供=NHK

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