『ブラックパンサー』続編、アイアンハート登場でどうなる? ネイモア参戦の噂も
先週はマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)がらみで大きなニュースがいくつかありました。まず『エターナルズ』の最新予告編がリリースされたことです。前回リリースされた予告編よりアクションシーンが多く、またエターナルズがなぜアベンジャーズとサノスの戦いに参加しなかったのか? そして『アベンジャーズ/エンドゲーム』の事件を経て、なぜ彼らが7000年の沈黙を破り“復活”したのかがこの予告編で語られます。正直、最初の予告編でいい映画になる感じはしたものの少し地味(?)だったのですが、本予告で期待がぐっと高まりました。
もう一つはアンソニー・マッキー出演で『キャプテン・アメリカ』映画の第4弾が作られることが決まったことです。
アンソニー・マッキーはサムことファルコンですよね。そしてMCUのドラマシリーズ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』でキャプテン・アメリカを襲名することが決まりました。サムのこれからの活躍はひょっとしてドラマシリーズになる? とも思われましたが、どうやらアンソニー・マッキーが『キャプテン・アメリカ』の映画4作目について出演契約を結んだ模様。まだそれ以外の詳細は伝わってきませんが、脚本は『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』の原案とメインの脚本を手がけたマルコム・スペルマンと同シリーズの脚本にも参加したダラン・ムッソンが担当とのこと。
空を駆ける新キャプテン・アメリカの大活躍がスクリーンで観られることは感激です。個人的にはバッキ―は当然登場してほしいし、またサムのスーツはワカンダが作ったという設定でしたよね。だからワカンダも絡んでほしい。と思ったら、2022年7月8日米国公開の『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエヴァー(原題)』についてすごいニュースが飛び込んできました。
まずこの作品は、いまのMCUの中で一番注目されている作品です。ご存じのように主役=ティ・チャラ/ブラックパンサーを演じていたチャドウィック・ボーズマンさんが癌で亡くなりました。マーベル・スタジオはティ・チャラ役について代役を立てず、またデジタル処理での復活はしないと発表しており、映画の方もティ・チャラ不在のストーリーとなるわけです。果たしてどういう話になるのか?
ほぼ前作の主要キャストが集結するので、ティ・チャラの妹シュリか、彼のライバルだったエムバクがブラックパンサーを襲名するというストーリーになるかもしれません。一方、前々から噂されている、海底王国アトランティスの王ネイモア/サブマリナーが登場という話もあります。ネイモアはマーベルの中でも人気キャラの一人でヒーローとして活躍することもあればヴィラン的にヒーローと戦うこともあります。コミックでは氷漬けのキャプテン・アメリカを見つけたのもネイモアでした。またネイモアとワカンダが戦ったこともあります。『アイアンマン2』でニック・フューリーが海底に注目していることを示すシーンがあり、また『アベンジャーズ/エンドゲーム』でワカンダのオコエが「海底のことは構わない方がいい」的発言をするのはアトランティスの存在を示唆しているからとも言われてきました。さらに『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエヴァー』で巨大な水中撮影用のプールが置いてあったらしく、一気にネイモア登場がクローズアップされてきました。またネイモアの従妹ネイモラをメキシコ出身の女優マベル・カデナが演じるとの噂もあります。