SWAYも思わず涙 『リスタート』EMILYのライブシーン捉えた場面写真&メイキング公開

 全国公開中の映画『リスタート』より、新場面写真とメイキング写真が公開された。

 品川ヒロシ6年ぶりの長編映画監督作となる本作は、北海道・下川町と吉本興業がSDGs推進における連携協定を結び発足したプロジェクト。2019年6月から9月まで実施されたクラウドファンディングで目標金額を大きく超え、700名からの支援を集めることに成功し、下川町の自然を映像に落とし込んだ。

 品川監督自身初の女性主人公を、男女フォークデュオHONEBONEのボーカルで、数々の雑誌や広告でモデルを務めるEMILYが演じる。EMILYが出演したテレビを偶然見ていた品川監督が「この子しかいない!」とオファー。初めての映画出演となる本作では、歌声も披露している。EMILY演じる主人公・未央を支える同級生役をDOBERMAN INFINITYのSWAY、父親役を中野英雄らが務めるほか、小杉竜一(ブラックマヨネーズ)、岩崎う大(かもめんたる)、西野亮廣(キングコング)らが脇を固める。

 公開された場面写真とメイキング写真は、夢破れ故郷に戻った主人公・未央(EMILY)が家族や仲間たちの支えではじめて地元でライブを行うシーンを捉えたもの。

 シンガーソングライターになるという夢をもって上京し、形は違えど地下アイドルとして音楽に関わる仕事に精いっぱい取り組んでいたが、意図せぬスキャンダルで傷を負い故郷である北海道・下川町に戻ってきた未央。はじめは卑屈になり家族や仲間たちにも素直に接することが出来ずにいたが、地元の美しく雄大な自然やそれでも優しく支えてくれるまわりに励まされ、歌への情熱を取り戻した未央がステージに立ち皆の前でライブに臨む。

 また、公開された写真では、そんな未央のライブを静かに見守るのが、同級生・大輝を演じたSWAYと芸能記者役の品田誠、未央の義父役の中野英雄らの姿も。ネイチャーガイド兼カメラマンとして活躍する大輝は未央を心配し人一倍彼女を支えた仲間のひとりで、思わずカメラを構える手も止まり、感慨深く聴き入っている様子が見て取れる。

 メイキング写真では、映画の最大の見どころでもある本シーンの演技指導に力が入る品川監督の姿が切り取られている。

 主人公・未央はほぼ自分自身だと語るEMILYは、目の前に集まった役者・エキストラ陣に向け、演技というよりは1人のアーティストとして歌を届けたかったと明かしている。未央の姿、その歌のパワーに圧倒され、役柄上は涙を見せなかった SWAYも、ぐっと胸に迫るものがあったと言い、撮影が終わってホテルに戻ったあと一人思い出して涙したという。

■公開情報
『リスタート』
全国公開中
監督・脚本:品川ヒロシ
音楽:HONEBONE
出演:EMILY(HONEBONE)、SWAY(DOBERMAN INFINITY/劇団 EXILE)、品田誠、朝倉ゆり(エラバレシ)、夏目ベール(純情のアフィリア)、藤井俊輔、向井日菜海、阿部隼也、かんた、岩崎う大、もりももこ、西野亮廣(キングコング)、松田大輔(東京ダイナマイト)、庄司智春(品川庄司)、小杉竜一(ブラックマヨネーズ)、黒沢あすか、中野英雄
製作:吉本興業株式会社
スペシャルサポート:下川町
配給:吉本興業
(c)吉本興業 
100分/シネマスコープ/5.1ch
公式サイト:https://restart.official-movie.com/
公式Twitter:@movie_restart
公式Instagram:@restart.movie

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