HIV/エイズに翻弄されるゲイの若者 『IT’S A SIN 哀しみの天使たち』予告編

 1980年代のイギリスを舞台に、HIV/エイズに翻弄されるゲイの若者たちを描いたドラマ『IT’S A SIN 哀しみの天使たち』が、Amazon Prime Videoチャンネル「スター チャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にて、8月17日より国内独占で初配信されることが決定。あわせて予告編が公開された。

 1981年ロンドン。同性愛者のリッチー(オリー・アレクサンダー)、コリン(カラム・スコット・ハウエルズ)、ロスコー(オマーリ・ダグラス)、アッシュ(ナサニエル・カーティス)と彼らの親友ジル(リディア・ウエスト)の5人が、ピンクパレスと名付けたアパートで共同生活を始める。様々な葛藤を抱えながらも楽しく暮らす5人だったが、HIVの感染が急激に拡大し仲間が次々とエイズを発症していく。HIV/エイズに関する正しい知識が少ない時代に支え合い明るく生き抜いた若者たちを描く。

 製作総指揮・脚本を手掛けるのは、『Queer as Folk(原題)』(1999年)、『Cucumber(原題)』(2015年)など多くの作品で同性愛を描いてきたラッセル・T・デイヴィス。自身が18歳当時に、日に日にエイズの恐怖が身近に迫って来る恐怖を感じたという実体験をベースにしている。

  「恋人、敵、犯罪者、聖人などは演じるものだが、ゲイというものは演じるものではない」というデイヴィスの信念のもと、ゲイのキャラクターには、実生活でもゲイを公表している役者を起用。主人公を演じるオリー・アレクサンダーは世界的人気ミュージンシャン「Years & Years」としての活動でも知られ、LGBTQ+アクティビストとしても活躍している。

『IT’S A SIN 哀しみの天使たち』予告編

 公開された予告編は、本作の原題『IT’S A SIN』の由来にもなったペット・ショップ・ボーイズの名曲「IT’S A SIN(邦題:哀しみの天使)」が使用され、アレクサンダー演じる主役のリッチーほか、メインキャラが希望を胸にロンドンへ向かう姿や、HIV/エイズの到来に困惑するシリアスな場面などが詰まっている。

■作品情報
海外ドラマ 『IT’S A SIN 哀しみの天使たち』(全5話)
【配信】 字幕版
Amazon Prime Video 「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にて8月17日(火)より配信開始
※8月17日より第1話を期間限定無料配信
【放送】 STAR1 字幕版
BS10 スターチャンネルにて9月より放送予定
製作総指揮・脚本:ラッセル・T・デイヴィス
監督:ピーター・ホアー
出演:オリー・アレクサンダー、リディア・ウエスト、ナサニエル・カーティス、オマーリ・ダグラス、カラム・スコット・ハウエルズほか
(c) RED Production Company & all3media international
プライム・ビデオ:https://www.amazon.co.jp/channels/starch
IT’S A SIN 哀しみの天使たち公式サイト:https://www.star-ch.jp/drama/itsasin/sid=1/p=t/

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