イヴァナ・ウォンがバス運転手役で主演『人生の運転手』10月1日公開　ポスター＆予告編も

　10月1日より公開予定の映画『人生の運転手（ドライバー）～明るい未来に進む路～』の予告編、ポスター、場面写真が公開された。

　本作は、恋にも仕事にも一生懸命などこにでもいる普通の女性が、恋人に裏切られ、仕事を失い、失意の底に沈むという“三失（さんしつ）”に陥りながらも、バス運転手として人生を挽回する物語。2020年11月26日に香港で公開され、わずか1週間で映画館営業停止により上映が中止となったが、作品の再上映を望む声に応え2021年2月17日に再び映画館での上映が実現した。

　恋人が経営するチリソース店「陳三益」で働くソック。今の生活に特に不満もなく、恋人のジーコウを助けるため毎日一生懸命働いている。ある日ふたりの前にケイケイという女性が現れたことから、ソックとジーコウはすれ違い始める。そしてジーコウとケイケイの浮気現場に遭遇し、ソックはジーコウの元を離れる。ソックは失意の中、心機一転幼いころからの夢であったバス運転手になる。徐々に穏やかな日常を取り戻し始めるが、 ある日突然現れたケイケイの元カレというレイ・ザンマンから“復讐話”を持ち掛けられ......。

　ソックを演じるのは、香港でシンガーソングライターとして活躍するイヴァナ・ウォン。俳優としてコメディ映画を中心に出演し、本作では前向きに生きる女性を活き活きと演じる。また、役作りのためにクランクイン前に実際にバス運転の免許証を取得するなど、ソックに負けない努力家の一面も。そのほか、フィリップ・キョン、エドモンド・リョン、ジャッキー・ツァイ、スーザン・ショウ、キャンディ・チャン、ダニー・サマー、ナタリー・トン、ボブ・ラム、ベン・ユエン、アレックス・フォンらが出演する。

　監督を務めたのはパトリック・コン。スパイスの効いたラブコメを数多く生み出した彼が今回手がけたのは、大切なものを一度に失った女性が心温かい人々に見守られながら一歩ずつ前に進み出す物語。監督にとっては本作が初の日本劇場公開作品となる。

　公開された予告編では、恋人が経営するチリソース店「陳三益」で働くソックが、ケイケイという女性が現れたことから、恋人のジーコウとすれ違い始める。そしてジーコウとケイケイの浮気現場に遭遇し、ソックはジーコウの元を離れる。ソックは失意の中、心機一転幼いころからの夢であったバス運転手になり、徐々に穏やかな日常を取り戻し始める姿が映し出されている。

■公開情報
『人生の運転手（ドライバー）～明るい未来に進む路～』
10月1日（金）より、シネマカリテほか全国順次公開
監督・脚本：パトリック・コン
出演：イヴァナ・ウォン、フィリップ・キョン、エドモンド・リョン、ジャッキー・ツァイほか
配給：武蔵野エンタテインメント株式会社
日本語字幕：最上麻衣子／原題：阿索的故事／英題：The Calling Of A Bus Driver／2020年／香港／105分／シネマスコープ／5.1ch／広東語・北京語
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