日向坂46 小坂菜緒、2度目の映画出演に対する自己評価は? グループへの思いも明かす
「1人で活動するときでも、グループのことは忘れたくない」
ーー映画初出演にして初主演となった『恐怖人形』でインタビューさせていただいた際は、自己評価として100点満点中10点となかなか厳しい数字を付けていましたが(参考:日向坂46 小坂菜緒が明かす、初主演映画で芽生えた演技への思い 「殻を破れた作品になった」)、今回の『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』はどうでしょう?
小坂:前回学んだことや見つけた課題は、今回少し改善できたかなと思うところもあったんですけど、逆にまた新たな課題も見つかって……。なので、評価的に言えば、5点プラスの15点くらいで(笑)。
ーー今回も厳しい自己評価ですね(笑)。ちなみに新しく見つかった課題というのは?
小坂:自分自身の演技の幅をもっと広げていく必要があるなと思ったんです。これは田中さんの演技を見て感じたことなんですけど、自分で「こう」と決めた演技だけをするのではなく、テストも含めていろいろ動いて、いろいろ試して、最終的に「これだ!」と思ったものを本番で実践する。田中さんがそういう演技をされていて、ものすごく勉強になったんです。私はまだそこに行き着くまでの実力もないですし、演じるだけで本当に精一杯だったので、もう少し自分に余裕が出てきたら、ひとつのシーンでいろんな自分を見せていけるようにしたいなと感じました。
ーー田中圭さんからは直接アドバイスをもらったりもしたんですか?
小坂:アドバイスもいただきました。2人で一緒になるシーンや、私が率先して話しに行かなければいけないシーンもあったので、そういうところで緊張していたのをほぐしてくださったり、「ここはこうやって動いてみたらどう?」とか、「自分のやりたいように動いたら、こっちがついていくから」とサポートもすごくしてくださって。その田中さんの言葉が私の支えにもなりました。今回の経験を、また今後のお芝居のお仕事にも活かしていきたいです。
ーーお芝居に対する意欲も高まっているようですね。
小坂:それはすごくあります。自分とは違う人を演じるのって、この職業でしかできないことなので、いろんなキャラクターを演じる機会がある楽しさや嬉しさは、今回新たに感じたことかもしれません。
ーーこういったグループから離れての個人としての活動も、日向坂46にいい形で還元されそうですね。
小坂:私の名前を知っていただけるのはすごくありがたいことなのですが、こうやってグループから離れて1人で活動するときでも、やっぱりグループのことは忘れたくないなと思っているんです。小坂菜緒個人として評価をいただけるのも、ものすごく嬉しいのですが、そこからグループのことを知っていただきたいという思いが一番強いので。そうやって最終的には日向坂46に繋がってくれるのが、私個人としての理想です。
■公開情報
『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』
全国公開中
出演:田中圭、土屋太鳳、山田裕貴、眞栄田郷敦、小坂菜緒(日向坂46)、濱津隆之、古田新太ほか
監督:飯塚健
脚本:杉原憲明、鈴木謙一
企画プロデュース:平野隆
配給:東宝
製作:映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』製作委員会
(c)2021映画『ヒノマルソウル』製作委員会
公式サイト:https://hinomaru-soul.jp/
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