高橋海人、俳優としても第一線に躍り出るか 『ドラゴン桜』で放つ“色”

高橋海人、俳優としても第一線に躍り出るか 『ドラゴン桜』で放つ“色”

 落ちこぼれ高校生たちが、かの有名な“東大”を目指して奮闘するドラマ『ドラゴン桜』第2シーズン(TBS系)。その受験生のうちの一人という大役を担っているのが高橋海人だ。ようやく動き出した物語展開の盛り上がりに、彼が一役買っているところである。

 本作において、受験生役の俳優が課されるものは非常に重く、そして大きい。物語を導くのはもちろん主演の阿部寛が演じる桜木建二だが、彼の受け持つ生徒たちがこの物語の“色”を決める。そしてこの“色”こそが、視聴者に与える本作の印象に影響してくるのだ。この“色”とは、言い換えれば俳優それぞれの持つ個性であり、彼らが演じるキャラクターの性格のこと。俳優の個性と役の性格が結びつき、それがうまく作品に反映されたとき、「発色の良い作品」となるのだろう。

 本作はいまのところ、「発色の良い作品」なのではないだろうか。なぜなら第2話にして、瀬戸輝(高橋海人)らが通う龍海学園のカリスマ・岩崎楓(平手友梨奈)の主役回が訪れたからである。多方面から注目を浴びる平手が学園のカリスマを演じ、その彼女が桜木率いる“東大専科”に加わったのだ。ここで本作は、桜木が主人公の単純なドラマではなくなったと思う。そんな岩崎のそばについていたのが、高橋演じる瀬戸である。

 彼は、岩崎がつい“出来心”で犯してしまった万引き行為の証拠を隠滅するために奔走。陰で支えるポジションを買って出ていた。彼のこの行為の深層にどんな思いがあるのかは判然としていないが、心優しい少年なのは間違いない。岩崎が放火をした際も、無関係な彼が罪を被ろうとしたし、普段は姉と二人で実家のラーメン店「瀬戸屋」を守ろうとしている。勉強はできないが、とにかく根が優しいのである。

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