リアリティショーからハリウッド女優へ テラハ卒業後のローレン・サイの活躍に注目

 Netflixオリジナル映画『モキシー ~私たちのムーブメント~』が話題になっている。

 16歳の女子高生ヴィヴィアンが、ライオット・ガール世代の母親や媚びない転校生にインスパイアされ、校内にはびこる性差別を訴える小冊子「モキシー」を作ることから始まる物語だ。日本ではその内容だけでなく、キャストも話題になっている。2016年から2017年にNetflixでも配信が開始された『TERRACE HOUSE ALOHA STATE』のメンバー、ローレン・サイが出演しているのだ。彼女の出演に驚いた視聴者も多いだろう。ローレン・サイは『TERRACE HOUSE』出演時、画家志望のモデルという肩書きで、卒業後の活動はあまり知られていないようだ。今回はそんな彼女のテラハ卒業後の活躍を紹介していきたい。

『TERRACE HOUSE』出演までの経歴は?

 ローレン・サイは1998年にマサチューセッツ州で生まれた。7歳のとき、中国系アメリカ人の父とヨーロッパ系アメリカ人の母とともに、ハワイに移り住む。その後、15歳のときに広島に留学。このとき日本語を習得した。2014年からはLala名義で本格的にモデルとしての活動を開始する。そして彼女にとって運命の分岐点となる『TERRACE HOUSE』のオーディションに自ら応募し、合格。2016年から番組に出演することになる。

 『TERRACE HOUSE』出演中のサイは、まずその美しさが注目の的となった。またスタジオメンバーや視聴者の反応も概ね好意的で、彼女は人気者に。当初からイラストをはじめとするアーティストとして活動していきたいと公言していた彼女は、番組出演中に初めて個展を開いた。彼女のイラストはダークなファンタジーテイストで、独特の雰囲気がある。それまで匿名でInstagramに作品を投稿していたサイは、ここで確かにアーティストとしての1歩を踏み出したのだった。

ローレン・サイ公式Instagramより

 そして2017年、彼女は東京を活動の拠点にすることを決意し、『TERRACE HOUSE』を去った。

東京を拠点にモデルとして活躍

 テラハ卒業後、東京を拠点としたローレン・サイはモデルとしての活動が増えていく。卒業直後の2017年には、東京ガールズコレクションや神戸コレクションに登場。UNIQLOのCMにも出演し、ユニリーバ・ジャパンの「LUX」オフィシャル・アンバサダーも務めた。

フレデリック「リリリピート」Music Video

 映像では日本のロックバンド、フレデリックの「リリリピート」(2016年)やジョン・ヨンファの「Summer Dream」(2017年)などのMVに出演している。この2つのMVは、「リリリピート」がサイのクールな印象をメインに切り取っているのに対して、「Summer Dream」のほうは笑顔のシーンが多く、彼女の2つの対照的な面にフォーカスが当てられており、見比べると面白い。

 一方で彼女は、自らの目指すアーティストとしても実績を重ねていっている。2018年には初の作品集「It’s all for you」を発行した。これは彼女が作品を描き貯めているスケッチブックを元にしたものだ。作品の独特の雰囲気は健在で、ファンの心をつかんでいる。