斎藤工「菌活と腸活をしています」 コロナ禍の1年の変化を明かす

 4月23日より配信がスタートするHuluオリジナル『息をひそめて』の完成披露舞台挨拶が4月13日に東京・109シネマズ二子玉川で行われ、夏帆、萩原利久、蒔田彩珠、斎藤工、中川龍太郎監督が登壇した。

 本作は、2020年春、コロナ禍となった多摩川沿いで暮らす人々に光を当てたオムニバスドラマ。各話に登場する市井の人々を夏帆、萩原、蒔田、斎藤のほか、村上虹郎、安達祐実、三浦貴大、瀧内公美、光石研、石井杏奈、長澤樹、横田真悠、小川未祐らが演じる。

夏帆

 中川組に初参加となる夏帆は、「撮影期間が3日か4日しかなくて、中川組がどういう雰囲気かを探るのに必死というか。短い期間で、いかに景色に自分がなじめるかを考えているうちに現場が終わってしまって、もどかしい思いもした」と苦笑い。「他の監督とはちょっと違った撮り方をするので、それがすごく刺激的で。もうちょっとこの現場にいたかったな」と名残惜しんだ。

 夏帆と斎藤は、過去に『東京ヴァンパイアホテル』で共演しており、斎藤が「僕が上裸で全身タトゥーで謎の踊りを踊って、夏帆さんにぶっ飛ばされるっていう」と懐かしむと、夏帆も「こうやって落ち着いて会話するのも初めてですね」とにっこり。斎藤は「僕は女優として夏帆さんのファンでもあって。夏帆さんとそこに佇むだけで、“これがこの作品で正しいことなんだ”と思わせてくれた」と、再共演への充実感をあらわにした。

斎藤工と夏帆

 また「長回しで、アドリブも自由にやらせていただいた」と語った萩原は、「僕自身が感じていた空気が、みなさんにも伝わるんじゃないかなと思う。そこが大好きなポイント」と自信の表情。蒔田は「セリフが少なくて、脚本を読んだ時にはどうなるんだろうと思った」と撮影前の不安な心境を明かすも、「作品を観て、言葉が大切ではないんだなと思いました」と目を輝かせた。

蒔田彩珠

 合唱部の先生役を演じた斎藤は、現役の合唱部所属の学生も撮影に参加していたことに触れ、「生徒たちに、台本にはない質問を投げるシーンが初日にあった」と回顧。実際にコロナ禍を経験している生徒たちが本音を語る姿に、「本当にドキュメントっていうか」と心が揺さぶられたようで、「斎藤さんの自然な涙を見た気がする」とMCから声をかけられると、「器用な役者じゃないので“涙する”とか台本に書いてあると、ヤバイと思って意識しないようにしているんですけど」と笑い、今作では「良い意味で感情がコントロールできていなかったですね」と振り返った。