『ザ・スーサイド・スクワッド』予告編を考察 タイカ・ワイティティ監督らしき人物の写真も?
こんにちは、杉山すぴ豊です。ここ1週間のマーベル、DCのアメコミヒーロー映画まわりのニュースや気になった噂をセレクト、解説付きでお届けします!
まずはこの夏日本でも公開予定(アメリカでは8月6日)の『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』。DCコミックのヴィランたちにスポットを当てた作品で、収監されていた悪党たちが減刑を条件に政府の裏ミッションに挑むというもの。2016年に封切られた『スーサイド・スクワッド』に続く作品ですが、“続編”というよりも、あの設定および一部キャラは継続で全く新しい作品に仕立てたという方が正しいかもしれません。いまやDCキャラの中でもアイコン的存在になった、マーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインは2016年版から登場し、本作でもメインキャラの一人として活躍します。この作品がなんと言っても楽しみなのはジェームズ・ガンが監督ということ。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』2作で、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に新風を吹き込んだ彼ですから、これからのDCにも新たな刺激を与えてくれるでしょう。さて『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』は日本時間の3月27日午前1時、予告編が世界同時解禁となり、また4月2日にさらに新たな予告がリリースされました。27日の予告編はレッド・バンド・トレーラーといってバイオレンス・シーンやどぎついセリフが多い視聴年齢制限付きの予告。2日の予告編はアメリカの劇場にかかるものらしく、そうした過激部分はカットされています。予告を観る限り、とにかく期待通りの派手でぶっとんだキャラクターたちが暴れまわる痛快、豪快な快作にして怪作になりそう。
そしてこれらの予告でわかったことがあります。まず本作に参加が噂されていたシルヴェスター・スタローンの役柄がわかりました。なんとキング・シャークという鮫男の声を演じます! このキング・シャークというのは鮫の格好をした怪人ではなくて、本当に2足歩行の鮫のモンスター。DCコミックでは鮫の神様と人間の間に生まれた、ハワイのシリアルキラーでした。彼は相手を食べてしまう凶暴な奴です。まさかこの役とは。