細田善彦と泉澤祐希に共通する“選択”の心得 「迷ってるなら、やったほうがいい」
2人がお互いに明かす、本性は?
――オムニバス形式ということで、他の作品を観て「この役も演じてみたかった」というものあるのでしょうか?
泉澤:善彦さんの作品はやりたかったですね。ああいう役、やりたいです。最初の「気持ちよかったぁ」って言い方、めっちゃ好きなんですよ。すごいなぁと思って。
細田:いやいや、やめてよ(笑)。でも、やっていて素直に楽しかったので、僕は僕の役で満足しています。
――ふだんから、同世代の役者さんの演技をご覧になって、嫉妬したりすることはありますか?
泉澤:僕は全然ないんですよね。
細田:あの〜、新しい制度で“学校に警察がくるドラマ”があるんですけど、その副担任役はやりたかったです。
泉澤:いや、それ俺やないかい! しかも絶対ウソ!(※カンテレ・フジテレビ系ドラマ『青のSP―学校内警察・嶋田隆平―』に副担任役で泉澤が出演)
細田:本当に思ってるよ。ちょっと恋愛要素もあって、かわいいキャラクターで、めっちゃいいじゃん。それなのに、久しぶりに会ったら(泉澤の髪型に目をやって)生徒よりもグレちゃって(笑)。
泉澤:あはは。ちゃんとしなきゃなんですけどね(笑)。
――作品では、“リミット空間”で現れる“人間の本性”が描かれますが、おふたりが知っているお互いの本性は?
泉澤:善彦さんは、すごくおとなしそうに見えるんですけど、お酒を飲むとめちゃめちゃおもしろくなるんですよ。
細田:やめなさいよ。
泉澤:これ以上は言えないですけど、僕、結構好きなんですよね。あのグデグデな感じ。だから最近は一緒に飲めなくて寂しいです。
細田:しばらく飲んでないもんね。あ、僕の冷蔵庫と洗濯機……。
泉澤:全部まだ使ってます。
細田:うっそ!? マジ!?
泉澤:冷蔵庫も洗濯機も、善彦さんにもらったんです。4年前くらいかな? しかもお下がりのお下がりで(笑)。
細田:そう、兄貴からもらったやつ(笑)。ちょうど引っ越しのタイミングが重なって、(洗濯機を抱えて運ぶ仕草をしつつ)「よいしょ、よいしょ」って2人で運んだんですよ。大きな車を借りて。ね?
泉澤:その後、また引っ越しましたけど、ちゃんと持って行きましたよ。
細田:「冷蔵庫をあげたのに、使ってくれてないんですよ」って話をまとめようと思っていたのに、まさかの(笑)。でも、嬉しいなぁ。
泉澤:実は、そろそろ買い換えようかなと思っているんですよね。やっぱり責任を持ってもらわないといけないので、新しいものをプレゼントしてもらって……。
細田:なんだそれ! おかしいでしょ(笑)。