有村架純、『姉ちゃんの恋人』第7話の見どころ語る 「みんながハッピーで、笑顔が多い回」
毎週火曜21時よりカンテレ・フジテレビ系で放送中の『姉ちゃんの恋人』で主演を務める有村架純からコメントが到着した。
本作は、有村架純が主演を務めたNHK連続テレビ小説『ひよっこ』の脚本を担当した岡田惠和が手掛けるオリジナルドラマで、ハロウィーンからクリスマスにかけて、女手ひとつで弟3人を養う主人公・“肝っ玉姉ちゃん”安達桃子(有村架純)と恋の相手・吉岡真人(林遣都)をはじめとした個性豊かな登場人物たちの恋と家族愛を描いたラブ&ホームコメディー。
12月1日放送の第6話では、真人から思いを拒絶され意気消沈の主人公・桃子は、和輝(高橋海人)ら3人の弟たち、叔父の菊雄(光石研)、親友のみゆき(奈緒)、さらには職場の先輩の日南子(小池栄子)や沙織(紺野まひる)からの優しさに触れ、改めて真人への思いを強くする。そして、真人を呼び出して乗り込んだ観覧車のなかで2人きりになった桃子は、「最後にお願いがあります」と語りかけ、事件についての真人の正直な思いを聞かせてほしいと伝える。ゆっくりと言葉を選びながら、守ろうとした元恋人から事実とは異なる証言をされたことも含め、自分の思いの丈を初めて他人に吐露する真人。涙ながらに語るその姿と言葉に、桃子も涙ながらに自分の思いを口にする。「一緒に泣こう。一緒に笑おう。私の恋人になってください」。真人の過去を優しく受け入れる覚悟を持った桃子の告白を、真人は受け入れた。
12月8日放送の第7話は、晴れて恋人となった桃子と真人からの報告に、日南子(、悟志(藤木直人)、菊雄、そしてホームセンターのメンバーも祝福。貴子(和久井映見)は涙を流し、息子が新たな一歩を踏み出したことを喜ぶ。桃子の幸せそうな笑顔に、和輝ら3兄弟も自分のことのように大喜びするが、真人の過去を知った和輝は、一人で出勤前の真人のもとを訪ねる。そして、桃子が選んだ道を応援すると告げたみゆきは、ついに和輝との関係を桃子に打ち明けることに。
ここまで“肝っ玉姉ちゃん”桃子を演じてきた有村。物語も終盤に差し掛かる中、桃子のキャラクターについては、「一生懸命がゆえに、時に空回りして、それが雑に見えるところがありますが、その根本は生きるために必死だったことが大きいと思います。そんな桃子の一生懸命なところが映れば良いなと思いながら演じています」とコメント。また、第7話の見どころについては、「みんながハッピーで、笑顔が多い回です。だからこそ、一緒に『何も起きませんように』『幸せになって欲しい』って祈りながら見てもらえたらと思います!」と語った。
有村架純(安達桃子役)コメント
ここまで桃子というキャラクターをどう捉えているか
桃子は元々“肝っ玉”な性格だったわけでなく、“肝っ玉姉ちゃん”に「ならざるを得なかった」んだと思います。両親を失い、弟たちを養っていかなきゃいけない責任感、正義感、使命感によって、母性や愛情深さが形成されたのかなと感じています。一生懸命がゆえに、時に空回りして、それが雑に見えるところがありますが、その根本は生きるために必死だったことが大きいと思います。そんな桃子の一生懸命なところが映れば良いなと思いながら演じています。
桃子を演じるうえで意識していること
桃子にも辛かったこと、苦しかったことがあったことを忘れちゃいけないなって思いますし、桃子が笑うたびにその背景にある人間味を出せたらいいなと考えてきました。それは3人の弟たちと一緒にいる場面というより、真人さんや親友のみゆきや菊雄おじさんといった外の人との場面で本音が見えることで、うまくバランスを取れたらいいなって思いながら、これまで演じてきました。
作品全体の世界観やメッセージ性について
私自身、このドラマは優しいとか温かいだけではなく、もっと先のテーマがあるはずだと思っていたのですが、岡田(惠和)さんが「祈りのようなドラマ」とおっしゃっていて、すごく腑に落ちたんです。目に見える繋がりではなく、精神的なところで繋がることが大事だと思いますし、人の幸せを祈るって、やっぱりそこに愛がないと生まれない感情だと思うんです。“姉恋”の世界に生きている人たちは、みんながみんなの幸せを祈っていて、「どうか悪いことが起きませんように」と願っています。そんな登場人物みんなの祈りが重なり合うことで、自然とみんなが繋がっているような世界観が出来上がっているのかなと思います。
第7話の見どころ
第7話は和輝との関係をいつ桃子に言うのか頭を悩ませていたみゆきにとっては、ようやくそれが解消される回になりますし、みんながハッピーで、笑顔が多い回です。だからこそ、一緒に「何も起きませんように」「幸せになって欲しい」って祈りながら見てもらえたらと思います!
■放送情報
『姉ちゃんの恋人』
カンテレ・フジテレビ系にて、毎週火曜21:00~放送
出演:有村架純、林遣都、奈緒、高橋海人(King & Prince)、やついいちろう、日向亘、阿南敦子、那須雄登(美 少年/ジャニーズJr.)、スミマサノリ、井阪郁巳、南出凌嘉、西川瑞、和久井映見、光石研、紺野まひる、小池栄子、藤木直人ほか
脚本:岡田惠和
音楽:眞鍋昭大
主題歌:Mr.Children「Brand new planet」(TOY’S FACTORY)
演出:三宅喜重(カンテレ)、本橋圭太、宝来忠昭
プロデュース:岡光寛子(カンテレ)、白石裕菜(ホリプロ)、平部隆明(ホリプロ)
制作協力:ホリプロ
制作著作:カンテレ
(c)カンテレ
公式サイト:https://www.ktv.jp/anekoi/
公式Twitter:https://twitter.com/anekoi_tue21
公式Instagram: https://www.instagram.com/anekoi.tue21