小芝風花、再び土曜ナイトドラマ主演に! 脚本家・橋部敦子と初タッグ『モコミ』放送決定

小芝風花主演『モコミ』放送へ

 小芝風花主演のテレビ朝日系土曜ナイトドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』が、2021年1月より放送されることが決定した。

 本作は、『妖怪シェアハウス』(テレビ朝日系)で連ドラ初主演を飾った小芝が、再び土曜ナイトドラマ枠で主演を務めるヒューマンホームドラマ。『僕の生きる道』シリーズ(フジテレビ系)を筆頭に、数々のヒューマンドラマを手がけてきた脚本家の橋部敦子と初タッグを組む。

 小芝が演じる主人公・清水萌子美は、ヌイグルミや石や植物など、感情を持たないとされているモノの気持ちがわかってしまうという繊細な“感覚”の持ち主。そんな不思議な感覚を持っているがゆえ、他人との関わりを極力持たないようにして生きてきた。ところがあることをきっかけに、自分自身を狭い世界に閉じ込めていた彼女が広い世界に踏み出すことを決意。さまざまな経験を重ねながら、成長していく姿を綴っていく。

小芝風花(清水萌子美役)コメント

民放連続ドラマ2回目の主演について

また土曜ナイトドラマで主演を務めさせていただけることがうれしいです! 『妖怪シェアハウス』同様、頑張ろう! という気持ちでいっぱいです。今回は眠る前のひととき、見てくださる方の心がホッコリするような、気持ちよく眠れるような、一週間頑張ったご褒美になるような作品にしたいです。

脚本を読んだ感想

コロナという大変な問題が起こり、今年は人との距離をどう取ればいいのか、改めて考えた年になったと思います。この作品ではとても近い距離にある家族の関係を描いていて、萌子美たち家族は一見平穏だけれど、実は心がバラバラだったことが明かされます。橋部さんの脚本は、人の感情の動きがとても丁寧に描かれ、萌子美たち家族が再生していく姿からは、今の時代だからこそ伝わるものがたくさんある気がします。

役作りで意識していること

萌子美の1番の特徴はモノの気持ちがわかることなので、モノと対峙したとき一方的にモノの言うことに耳をかたむけるのではなく、ちゃんと“会話”しているように見せたいです。モノがどんな風に話しているのか、そのモノはどんな性格なのか、テレビの画面越しに伝えるのはとても難しいですが、丁寧に演じたいと思います。一方で、萌子美はどこにでもいる女の子だと思うので彼女の普通っぽさも忘れないようにしたいです。
もうひとつは“距離感”です。家族との距離感、他人との距離感、モノとの距離感……。家族は大切だけれど、モノの気持ちを聞いているほうが落ち着くような、萌子美の“心の距離感”をしっかり表現していきたいです。

もしモノの気持ちがわかるとしたら

ペットです! 今は飼っていませんが、何を考えているのか、何を欲しているのか、知りたくないですか? ペットではありませんが、家に観葉植物のガジュマルがあって、母と一緒に面倒を見るのにハマっているんです。観葉植物って水をあげるタイミングが難しいんですよ! あげ過ぎてもいけないし、足りないと枯れてしまうし。「今、水が欲しい!」とか「栄養が足りないよ!」とか言ってくれたら助かりますね(笑)。

自身と萌子美の共通点

萌子美は周りから「ヘンな子」というレッテルを貼られ、自分がしゃべると気味悪がられるんじゃないか、家族に迷惑をかけてしまうんじゃないかと思っているので、人と上手にコミュニケーションが取れません。私も、「ここはこうしてほしい」とリクエストするのが苦手なので、そういう面では萌子美に近いかもしれないです。それと、ガジュマルのことを「ガジュさん」と呼んで話しかけているので、そこはちょっと萌子美っぽいかもしれないです(笑)。

視聴者へのメッセージ

萌子美は自分だけの小さな世界から勇気を出して一歩踏み出し、数々の出来事に向き合います。そんな萌子美の奮闘をぜひ応援していただきたいです! 私自身も人との距離感や、自分の気持ちをなかなか伝えられないことなど、何か悩んでいる方に寄り添えるよう、さらに前に進むきっかけになるよう、いろいろなことに頑張る萌子美を精一杯演じます!

脚本・橋部敦子 コメント

土曜ナイトドラマ枠ということで意識した点

前々からナイトドラマを書かせていただきたいと言い続けていて、それが叶ってとても嬉しいです。今回は冬の土曜の夜に、ホッコリ笑えて温もりを感じていただけるドラマをお届けするという思いから、企画が立ち上がりました。

作品の見どころ

ずっと自分自身を隠してきた萌子美が、本来の自分を呼び覚ましていく物語であり、萌子美の変容とともに、家族が再生していく物語です。それぞれの人物が、目を逸らしていたことに向き合っていく過程を、ホッコリと描いていきます。人とは違う感覚を持っている萌子美のお芝居や、その感覚を表す映像表現は、私自身も楽しみなところです。

主演の小芝風花の印象

幅広い役を演じることができる、とてもチャーミングな役者さんという印象です。楽しみにしているところは、たくさんありすぎます。脚本を書いていても、小芝さんがどんな表情をするのだろうと思うとワクワクするシーンが、たくさんあります。

視聴者へのメッセージ

冬の土曜の夜、『モコミ』に登場する人々に、ぜひ会いにきていただきたいです。とても素敵なキャストのみなさんが演じてくださり、愛らしい人々のお話になると確信しています。物語を通じ、ささやかではありますが、きっと何かを受け取っていただけると思います。

■放送情報
『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』
テレビ朝日系にて、2021年1月スタート 毎週土曜23:00~23:30放送
出演:小芝風花ほか
脚本:橋部敦子
演出:竹園元(テレビ朝日)、常廣丈太(テレビ朝日)、鎌田敏明
音楽プロデュース:S.E.N.S. Company
音楽:森英治
エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)
プロデューサー:竹園元、中込卓也(テレビ朝日)、布施等(MMJ)
制作著作:テレビ朝日
制作協力:メディアミックス・ジャパン(MMJ)
企画協力:オスカープロモーション
(c)テレビ朝日

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