なにわ男子の初主演ドラマ『メンズ校』での成長を追う 繰り広げられる“男子の青春”に注目
関西ジャニーズJr.のなにわ男子全員が、ドラマ初主演を務める『メンズ校』(テレビ東京系)が好評放送中だ。同作は、全寮制名門高校「私立栖鳳高校」が舞台。離島にあるこの高校は1日2便の船でしか街に出れず、徒歩での脱出がほぼ不可能な厳しい環境だ。そこに閉じ込められているのが、なにわ男子演じる男子高校生たち。彼らは自由を求めて、島を脱出することを計画し、その中で成長していく姿が描いている。
10月28日の時点では、第4話までが放送済みだ。一度、島の脱出直前で見つかり連れ戻されてしまった牧主税(道枝駿佑)、野上英敏(西畑大吾)、花井衛(長尾謙杜)、神木累(高橋恭平)、源田新(藤原丈一郎)の5人は、ペットボトルでイカダを作って脱出を試みる。だが、結局イカダは壊れてしまって計画は失敗。またイチから計画を立てざるを得なくなってしまった。そして、少しずつ彼らの恋バナも始動し始めるようで、さらに青春度が増したストーリー展開になっていきそうだ。
同作が放送されている「ドラマホリック!」枠は、TOKIO・松岡昌宏主演の『死役所』、Hey! Say! JUMP・中島裕翔主演の『僕はどこから』、NEWS・増田貴久主演の『レンタルなんもしない人』と、これまで変わり種設定が多かった。そんな中で『メンズ校』は、純然たる“男子の青春ドラマ”になっていく予感だ。
そんなストーリーもさることながら、なにわ男子メンバーの演技にも注目が集まっている。なんと言っても見応えがあるのは、関西ジャニーズJr.きっての演技派・西畑だろう。NHK連続テレビ小説への2度の出演や、『僕らは奇跡でできている』(カンテレ・フジテレビ系)、『教場』(フジテレビ系)、映画『PとJK』、映画『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』などの人気ドラマ・映画への出演など、多くの演技経験を持つ。その演技力は『僕らは奇跡でできている』で共演した高橋一生も「すごく柔軟な方だなと思います。セリフの言い方をこっちが変えると変わるんです。基本的なことかもしれないですけど、相手のお芝居を見てないとできないことで、とても柔軟に対応してくれる」(引用元:高橋一生、西畑大吾の演技を称賛「彼の柔軟性に毎回驚く」|マイナビニュース)と称賛していたほどだ。『メンズ校』でも、その演技力が垣間見えている。例えば、西畑演じる野上は理屈っぽく物事を説明するシーンが多いが、セリフの言い回しもごく自然。しかも「天才かつ変態」というキャラクターに落とし込んでいるのに、ギャグっぽくなりすぎていないのも流石だ。