小籔千豊、『麒麟がくる』第26回より登場 「“二条は嫌なヤツだ”と思ってご覧いただけたら」

 毎週日曜日に放送されている大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK総合)。このたび、第26回より登場する小籔千豊よりコメントが寄せられた。

 本作は、大河ドラマ第29作『太平記』の池端俊策が脚本を手掛けた戦国時代劇。織田信長の家臣として知られ、日本史の一大事件のひとつ「本能寺の変」を起こした智将・明智光秀(長谷川博己)を主役とし、その謎めいた半生に光を当てていく。

 小籔が演じるのは、二条家の当主・二条晴良。永禄11年(1568年)より、関白職に就く。公家同士の力関係の中で、近衛前久(本郷奏多)と対立する。

 小籔は、公家の役を演じることについて、「将軍を利用して自分の権力を誇大にしていこうという人や、パワーバランスを気にして出世を虎視眈々と狙っている人など、ある人から見たら悪い人、ある人から見たら利用価値がある人がいて、こういう世界はサラリーマンの社会でもあるのかなと思い、現代の人の感覚に照らし合わせてやっていこうと思っています」と役柄について解釈したことを明かす。本郷演じる近衛前久と敵対関係となることについては、「本郷さんをみなさんで応援していただき、そして僕を憎んでいただけたらと思います」とユニークなコメントを寄せた。

小籔千豊(二条晴良役)コメント

オファーを聞いたときは本当にビックリしましたし、「きっと悪いヤツの役なんだろうな」と思いましたね。嫌みったらしい悪い役を演じる人はいないかと考えていた制作スタッフが、別の作品を見て「こいつ憎らしいな」と思い、入れてやろうかみたいになったのではないかと、勝手に想像しています(笑)。レギュラー番組をいくつかやらせていただいていますが、他局の方からも「大河ドラマ出演おめでとうございます」と言われました。「あの番組面白かったですね」という感想はいただきますが、出演が決まったことで「おめでとうございます」と言われたのが初めてでしたので、驚きました。「座長就任おめでとうございます」以外に言われたことはないかもしれません。

今回は公家の役ですが、公家の方を実際に見たこともないですし、友達にもいないですし、知り合いで「公家とバーベキューした」という話も聞きませんので、公家のイメージがどうしても想像の範囲でしかありませんが、演出の方やプロデューサーの方からどういう感じの役なのか事前にお話を伺ったので、そのイメージを守って演じていきたいです。公家でも、将軍を利用して自分の権力を誇大にしていこうという人や、パワーバランスを気にして出世を虎視眈々と狙っている人など、ある人から見たら悪い人、ある人から見たら利用価値がある人がいて、こういう世界はサラリーマンの社会でもあるのかなと思い、現代の人の感覚に照らし合わせてやっていこうと思っています。ある方向から見たら悪だけど、ある方向から見たら悪ではないということは、きっとみなさんの身近な世界にもあると思います。二条は近衛前久と対立する立場で、作品としては近衛目線で描かれるので、視聴者のみなさんは、二条晴良は腹立つなとか、いやらしいヤツだなという印象を持つと思いますが、二条としては別に憎たらしいことを言おうとしているのではなく、二条にもある種の正義があり、ちゃんとした政治をしたいという思いから、自分は正しいことをしていると思い、やっていたのではないでしょうか。

所作指導の先生やことば指導の方についていただき、袖の持ち方や笏(しゃく)の持つ位置など、逐一教えていただいています。さすが大河ドラマ。盤石の布陣ですね! 何とか僕でも所作は公家に近い形に出来ていると思います。本当は馬に乗って誰かを斬ってみたかったですが、今回は公家ですし、忍法を使って誰かを暗殺するシーンもありませんので(笑)、粛々と公家に近づけるように努力していきたいです。

僕としてはできるだけドラマの世界に馴染みたいので、「あいつ出てたんか?」と言われるくらいになりたいですし、近衛さんや他の方を通して「二条は嫌なヤツだ」と思ってご覧いただけたらありがたいです。近衛前久役の本郷奏多さんがすごく素敵な俳優さんですので、本郷さんをみなさんで応援していただき、そして僕を憎んでいただけたらと思います。

■放送情報
大河ドラマ『麒麟がくる』
NHK総合にて、毎週日曜20:00〜放送
BSプレミアムにて、毎週日曜18:00〜放送
BS4Kにて、毎週日曜9:00〜放送
主演:長谷川博己
作:池端俊策
語り:市川海老蔵
音楽:ジョン・グラム
制作統括:落合将、藤並英樹
プロデューサー:中野亮平
演出:大原拓、一色隆司、佐々木善春、深川貴志
写真提供=NHK
公式サイト:https://www.nhk.or.jp/kirin/
公式Twitter:@nhk_kirin

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