Sexy Zone 菊池風磨× SixTONES 高地優吾の『バベル九朔』現場2ショット公開 万城目学も訪問に

『バベル九朔』 菊池風磨×高地優吾2S写真

 Sexy Zoneの菊池風磨が主演を務める連続ドラマ『バベル九朔』(日本テレビ)の現場写真が公開された。

 本作は、『鴨川ホルモー』『鹿男あをによし』などで知られる万城目学の同名小説を、原作の世界観をそのままに、設定やストーリーを大幅にアレンジして映像化するもの。『素敵な選TAXI』(カンテレ・フジテレビ系)の筧昌也が監督を務める。

 雑居ビル「バベル九朔」の管理人となった主人公・九朔満大は、ある日、すべての夢が叶う、偽りの世界“バベル”へ巻き込まれる。“バベル”の世界に巻き込まれた満大が目にしたのは、現実世界でやむなく夢を諦めてしまった、監督志望の親友・後藤健や風変わりなビルのテナントさんたち。迷い込んだ人は、自分の思い通りになる世界を前に「ずっとここにいたい」と願ってしまう。だが、“バベル”では、ある言葉を口にしてしまうと、二度と現実世界には戻れない。謎の少女に導かれ、ビルの仲間を救うために奔走する満大の目の前に現れたのは、“くらまし”という名の怪物。カラス女にも追い回され、さらには失踪したはずの満大の父・勝も現れる。九朔は次々と起こる事態に巻き込まれ戸惑いながらも、“バベル”に全力で立ち向かう。

 公開された写真は、主人公・九朔満大を演じる菊池とその高校時代からの親友・後藤健を演じるSixTones 高地健吾の笑顔を捉えたもの。なお、「心配事に直面するとお腹が痛くなる」という満大の特徴は、満大のキャラクターに等身大の人間らしさをプラスするために、菊池自身がスタッフと話して生まれた。

 8月某日に、スタッフとキャストが合流し、「バベル九朔」準備期間がスタート。雑居ビル「バベル九朔」の管理人・九朔満大を演じる菊池、その高校時代からの親友・後藤健を演じる高地、個性的なビルのテナントに扮する池田鉄洋、佐津川愛美、前原滉、アキラ100%、村松利史らが集まる。

 レギュラーキャスト揃っての脚本の本読みでは、演技巧者の俳優陣との掛け合いに自然とテンポが上がり、菊池とほかキャストも間合いを図りながら、自分のキャラクターをつかもうとしていた。お互いに探り探りながらも、コミカルになってきたセリフの掛け合いには、スタッフからも笑いがこぼれた。

 一方、10年来の仲という高地との掛け合いでは、最初から心地いいテンポで会話が進み、監督やスタッフを驚かせた。彼らの関係性は満大と健を通して、ドラマの中でも滲み出るはずだ。そして、9月にいよいよ、クランクインを迎える。なお、映像化にあたり、本作では原作とストーリー展開が大きく異なっている。

 「満大と同じ新鮮な気持ちで、“バベル”の世界に巻き込まれていく役柄を演じて欲しい」というスタッフの思いから、菊池へ意図的に原作は読まずに撮影に臨んでほしいというオーダーも。「自分は人見知り」と語る菊池。新しいチームでの撮影で、序盤は少し緊張感が漂う様子だったが、菊池からもコミュニケーションをとり、数日も経つと撮影の合間に、冒険のバディでもある“白い服の少女”役の川上凛子となぞなぞを出しあったり、「SNACK ハンター」での撮影中は、菊池からエピソードトークを披露。打ち解けた雰囲気となった。

 また、本作では誰も観たことがない“バベル”の不思議な世界観を具現化するために、“バベル”に現れる怪物「くらまし」や蔦がうごめく「ドウリョクキ」といった特殊造形やグリーンバックでの撮影も。菊池はビルから飛び降りる特殊撮影や、くらましとのアクションにも挑戦した。本編ではVFXも駆使し、映像を仕上げていく。

 現場には原作者の万城目も、実際の雑居ビルでの撮影を見学に。キャストとも「バベル九朔」のモデルとなった建物の話などを語り合った。

 菊池と高地、万城目からはコメントが寄せられている。

コメント

菊池風磨(Sexy Zone )

撮影しながら、ようやく主演の実感が湧いてきています。高地と共演と聞いて、嬉しい反面、照れくさくてやりにくいかな? とも思ったんですよね。でも蓋を開けたら、そんなことなくて。お互いの信頼関係もあったりするので、それが画面から伝わればと思っています。たくさん共演者の方がいらっしゃる現場で、当然お芝居中は集中していますが、カットがかかった時とか、ちょっとした空き時間は和気藹々とした雰囲気で撮影が進んでいます。なんて言ったって、久々の共演者さんがいらっしゃる現場ですから!
冒険、謎解きの要素もありつつ、ヒューマンドラマの一面もあるので、ナチュラルに演じるように心がけています。いい作品にしようと一生懸命やっておりますので、最後まで見届けてください。

高地優吾(SixTONES)

最初は緊張してましたけど、1シーン、2シーン演じたら、もう普段の俺と風磨だなって思えました。
クランクインの日に、変更されたセリフが僕の手元に届かないっていうことがあって。
現場に慣れていないのにどうしようという感じだったんですけど、風磨と一緒だったから乗り越えられたのかなと。あれで俺一人だったらと思うと...(笑)。映像作品のお芝居は経験が少ないので、とにかくガムシャラにやっています。不思議な世界を想像しながらのお芝居で難しさもありますが、満大のテンションにもちょっと“風磨らしいな”ってところが垣間見れたり、親友同士で感情をぶつけ合うシーンは、自分の想いで素直に演じることができたので、手応えも感じています。ベテランの俳優さんにも囲まれて、まだまだ勉強させてもらうことばかりですが、早く完成した映像を観るのが楽しみです!

万城目学

築四十年を超えているであろう古い雑居ビルに足を踏み入れたら、
そこには本物の『バベル九朔』の世界がありました。
セットではない、実在のビルを撮影に使うことで醸し出される渋みと味わい。
張り詰めた空気漂う部屋では、バベル九朔のテナントの面々、
そして若き管理人が真剣に(物語上の問題を)話し合っていました。
あの一筋縄ではいかない小説が、こうして目の前にかたちとなって現れたことに
感激しながら、クーラーがないリアル雑居ビルの蒸し暑い一室でモニターを見つめました。
はじめてお会いしたのに、何だかはじめての気がしなかった菊池風磨氏をはじめ、
一クセも二クセもあるキャストのみなさんの手によって、
どのような奇妙かつ奇々怪々な物語が生み出されるのか、
今からワクワクしながら待っています。

※高地優吾の「高」ははしごだかが正式表記。

■放送情報
『バベル九朔』
日本テレビにて、10月19日(月)スタート 毎週月曜深夜24:59〜放送
※Huluでも配信
出演:菊池風磨(Sexy Zone)、高地優吾、池田鉄洋、佐津川愛美、前原滉、アキラ100%、村松利史、上地雄輔ほか
原作:万城目学(角川文庫/KADOKAWA刊)
脚本:田中眞一 吹原幸太
監督:筧昌也、田中健一
音楽:野崎美波
チーフプロデューサー:福士睦
制作プロダクション:ダブ
(c)NTV・J Storm
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/babel/
公式Twitter:@babel_ntv
公式Instagram:@babel_ntv

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