井上真央主演で娘と母の繊細な家族像を描く 杉田真一監督最新作『閉じ込めた吐息』製作決定
井上真央主演映画『閉じ込めた吐息』の製作が決定した。
本作は、映画長編デビュー作『人の望みの喜びよ』で第64回ベルリン国際映画祭にてスペシャルメンション(準グランプリ)を受賞した杉田真一監督のオリジナル脚本による最新作。娘と母であるからこそ伝えられない感情の複雑さを繊細に描く。
今回、脚本を読んだ井上が出演を快諾、杉田監督との初タッグが実現することになった。3月より、愛知県・刈谷市を中心に撮影がスタートする。
杉田真一監督 コメント
本作主人公の夕子に、井上真央さんの息を吹き込んで頂けることとなりました。
オリジナル脚本として描いた夕子が、ようやく体温を持つんだなぁ、生き始めるんだなぁと思うと、今から楽しみで仕方がありません。
井上真央さんでしか表現出来ないであろう繊細さと強さ。そのあいだで揺らぐ言葉にならない“思い”を、こぼしてしまわない様に、そっと掬い取れればと考えています。
白や黒のはっきりしたコントラストだけでは描けない、そんな豊かで美しい灰色の映画になればと思っています。
■公開情報
『閉じ込めた吐息』
主演:井上真央
監督・脚本:杉田真一
(c)「閉じ込めた吐息」製作委員会
公式Twitter:@tojikometatoiki