大倉忠義×成田凌『窮鼠はチーズの夢を見る』公開日が6月5日に決定 11年ぶり新作読み切りも

 大倉忠義と成田凌が共演する映画『窮鼠はチーズの夢を見る』の公開日が、6月5日に決定した。

 

本作は、水城せとなの漫画『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』を実写映画化した人間ドラマ。受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた大伴恭一(大倉忠義)は、ある日、後輩の今ヶ瀬渉(成田凌)と7年ぶりに再会する。「ずっと好きだった」という渉からの一途なアプローチに振り回されていくうちに、やがて恭一は胸を締め付けるほどの恋の痛みに翻弄されていく。監督を務めるのは、『ナラタージュ』『リバーズ・エッジ』の行定勲。

 また、映画化を記念し、原作者の水城が描き下ろした『窮鼠』シリーズ11年ぶりの完全新作読み切り『ハミングバード・ラプソディ』が、『月刊フラワーズ』3月号(1月28日発売)に掲載されることが決定した。

 『窮鼠はチーズの夢を見る』の番外編となる『ハミングバード・ラプソディ』では、渉の過去のある出来事が描かれる。なお、表紙も水城の描き下ろしとなっている。さらに、4月10日には映画原作の『窮鼠』シリーズ2冊をまとめた『窮鼠はチーズの夢を見る 完全版』が発売される。

 原作者の水城からはコメントも寄せられた。

水城せとな

映画化の企画を頂いてから5年を経て、素敵な作品が完成しました。
大倉忠義さん、成田凌さんという素晴らしい演者さんたちの見逃せない瞬間がたくさんあり、原作にある場面も映画オリジナルの場面も、何度も見たいと思っていただけるようなシーンが満載です。
単行本2冊分の物語ですが、それ以上の濃密さをぜひ劇場で味わってください。

■公開情報
『窮鼠はチーズの夢を見る』
6月5日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
出演:大倉忠義、成田凌、吉田志織、さとうほなみ、咲妃みゆ、小原徳子
原作:水城せとな『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』(小学館『フラワーコミックスα』刊)
監督:行定勲
脚本:堀泉杏
配給:ファントム・フィルム
(c)水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
公式サイト:http://www.phantom-film.com/kyuso/

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