宮沢氷魚、池田エライザ、斎藤工、中村倫也ら、大泉洋主演映画『騙し絵の牙』出演決定

　大泉洋主演映画『騙し絵の牙』の公開日が6月19日に決まり、追加キャストが発表された。

　本作は、『罪の声』の塩田武士が、「大泉洋」を主人公に当て書きし、表紙モデルにも起用したベストセラー小説を、大泉を主演に迎えて映画化するもの。『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』の吉田大八が監督を務め、『天空の蜂』の楠野一郎と共に、監督自ら脚本も手がける。

　大手出版社「薫風社」では、創業一族の社長が急逝し、次期社長を巡って権力争いが勃発する中、専務・東松（佐藤浩市）が進める大改革で、雑誌は次々と廃刊のピンチに。会社のお荷物雑誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水（大泉洋）も、無理難題を押し付けられて窮地に立たされるが、一見頼りないながらも実は笑顔の裏にとんでもない“牙”を秘めていた。嘘、裏切り、リーク、告発……クセモノ揃いの上層部・作家・同僚たちの陰謀が渦巻く中、新人編集者・高野（松岡茉優）を巻き込んだ速水の生き残りを賭けた“大逆転”が描かれる。

　この度出演が発表されたのは、宮沢氷魚、池田エライザ、中村倫也、佐野史郎、木村佳乃、和田聰宏、坪倉由幸、斎藤工、塚本晋也、リリー・フランキー、小林聡美、國村隼らで、演じるのは、雑誌「トリニティ」を取り巻く登場人物たち。

　宮沢はミステリアスでカリスマ性のある新人デビュー作家・矢代聖、池田は「トリニティ」の人気ファッションモデル・城島咲役を務める。

　また、中村が亡くなった「薫風社」社長の息子・伊庭惟高役、佐野が惟高の後見人で保守派の常務・宮藤和生役に。伝統ある薫風社の文芸誌「小説薫風」編集長であり、速水と敵対する江波百合子役を木村、江波の忠実な部下である編集者・三村洋一役を和田、編集長の速水を疎ましく思う「トリニティ」副編集長・柴崎真一役を坪倉がそれぞれ担当。そして、改革派の専務・東松と手を取る大手外資ファンド代表の郡司一役を斎藤が務める。

　さらに、塚本がヒロイン・高野の父で小さな書店の店主・高野民生、リリーは高野が接触する謎の男役に、小林は速水のよき相談相手であり、お茶の間でも人気の文芸評論家・久谷ありさ役、國村が文学界の大御所作家・二階堂大作役を務める。

　そのほか、石橋けい、森優作、後藤剛範、中野英樹、赤間麻里子、山本學も出演する。

■公開情報
『騙し絵の牙』
6月19日（金）全国ロードショー
出演：大泉洋、松岡茉優、宮沢氷魚、池田エライザ、斎藤工、中村倫也、坪倉由幸、和田聰宏、石橋けい、森優作、後藤剛範、中野英樹、赤間麻里子、山本學、佐野史郎、リリー・フランキー、塚本晋也、國村隼、木村佳乃、小林聡美、佐藤浩市
監督：吉田大八
脚本：楠野一郎、吉田大八
原作：塩田武士『騙し絵の牙』（KADOKAWA刊）
配給：松竹
(c)2020「騙し絵の牙」製作委員会
公式サイト：movies.shochiku.co.jp/damashienokiba/
公式Twitter @damashienokiba