ソ連vsナチスの激しい一騎打ち 『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』戦車戦シーン本編映像公開
10月25日より新宿バルト9ほかにて全国公開される『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』の本編映像が公開となった。
第67回アカデミー賞外国語映画賞受賞『太陽に灼かれて』の監督ニキータ・ミハルコフが製作を務めた本作は、本国ではロシア映画史上最高のオープニング成績を記録した戦車アクション。
第二次大戦下、ソ連の新米士官イヴシュキンは、初めて出撃した前線で惜しくも戦いに敗れ、ナチス・ドイツ軍の捕虜となってしまう。戦車の指揮官であることがわかると、収容所で行われているナチスの戦車戦演習のため、ソ連の最強戦車T-34を操縦することを命令される。イヴシュキンは、同じく捕虜になった仲間たちと隊を組み、T-34の整備と演習への準備期間が与えられた。しかし、その演習では弾を装備することは許されず、ひたすらナチスの戦車軍から逃げ惑うことしかできない。命令に背いても、演習に出撃しても必ず死が待っているのだ。しかし、男は仲間のため、そして収容所で出会った愛する人のため、あまりにも無謀な脱出計画を実行に移す。たった4人の捕虜が、ナチスの軍勢に立ち向かう。果たして、決死の作戦は成功するのか。
公開された本編映像は、大迫力の戦車戦シーン。映像はゆっくりと戦車が動き出すところから始まる。カメラが戦車内に移ると、ナチス戦車隊・鬼将校のイェーガーが「面白い。お前と俺の一騎打ちだな」つぶやく。対して、ソ連軍・戦車士官イヴシュキンも「決闘といこうか。ドイツ野郎」と真っ向勝負を決意。戦車を指揮するイヴシュキンは、乗組員に命令を下す。タバコをくわえたヴァシリョクは、勢いよく車を発進させる。激しく打ち合い、互いに一歩も譲らないソ連vsナチスの戦車戦。その時、ソ連の戦車内では、乗組員が「少女たちが声合わせ、楽しく歌い……」と歌いながら、せっせと砲弾を詰めていた。すると突如、窓を突き破り砲弾が。その砲弾の進行方向からも別の砲弾が飛び込んできて、2つの砲弾はギリギリのところですれ違う。すると、ゴーンという鈍い音とともに、車両の厚いボディに命中。命こそ助かったが、轟音と震動は乗組員に多大なダメージを与える。果たしてこの闘いを制するのはどちらだろうか。
■公開情報
『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』
10月25日(金)より新宿バルト9ほか全国ロードショー
監督・脚本:アレクセイ・シドロフ
製作:ニキータ・ミハルコフ、ルベン・ディシュディシャン、アントン・ズラトポリスキイほか
出演:アレクサンドル・ペトロフ、イリーナ・スタルシェンバウム、ヴィンツェンツ・キーファー、ヴィクトル・ドブロヌラヴォフ、アントン・ボグダノフほか
配給:ツイン
2018年/ロシア/カラー/スコープサイズ/ロシア語・ドイツ語/原題:T-34/113分
字幕翻訳:櫻田美樹/字幕監修:浪江俊明
(c)Mars Media Entertainment, Amedia, Russia One, Trite Studio 2018
公式サイト:http://t-34.jp/
公式Twitter:@T34movie