『スカーレット』戸田恵梨香、“15歳”として全力の「わーい!」 撮影後には息切れ?
本日9月11日、東京・渋谷のNHKにて、9月30日よりスタートする連続テレビ小説『スカーレット』の第1週試写会と記者会見が行われ、主演を務める戸田恵梨香が登壇した。
同ドラマは、焼き物の里・信楽しがらきを舞台に、女性陶芸家・川原喜美子が、モノを作り出す情熱と喜びを糧に、失敗や挫折にめげずに生きていく波乱万丈の物語。
主人公・喜美子を戸田恵梨香が演じるほか、北村一輝、富田靖子、桜庭ななみ、福田麻由子、佐藤隆太、大島優子、林遣都、財前直見、水野美紀、西川貴教らがキャストに名を連ねる。脚本は、土曜ドラマ『みかづき』(NHK総合)、『ホタルノヒカリ』(日本テレビ系)などを手がけた水橋文美江が担当する。
第1週目を観た戸田は、貴美子の幼少期を演じる川島夕空の演技に大きなエネルギーをもらったそうで、「彼女の明るさと力強さに感動しました。私も負けないでやっていきたいです」とその演技を絶賛。
戦後、大阪から滋賀・信楽に移り住むことになった川原家は貧しいながらも、父・常治(北村一輝)の戦友・大野(マギー)の助けもあり、楽しい暮らしを始めていく。貴美子は2人の妹の面倒をみながら、料理、洗濯、風呂焚きと多数の家事をこなしていく。幼少期の貴美子について戸田は、「お父ちゃん、お母ちゃんと一緒に、貴美子も“大黒柱”として一家を支えている。夕空ちゃんは2人のDNAを受け取ったお芝居をしていて本当にすごいなと。私は川原家としてのお芝居は途中からの参加だったので、いかにそれを引き継ぐことができるかと意識しました。だから、スタッフさんから、『お父ちゃんとセリフの言い方がそっくり』と言ってもらったときはすごくうれしかったです」とコメント。
陶芸家となる喜美子を演じるにあたり、戸田はすべてノースタントで陶芸シーンにも挑戦。「土とコミュニケーションを取ることが大事なんだと稽古をしながら強く感じました。土を練ることも、先生たちの硬さには私の体重や力では足りない。陶芸は男の力仕事、男の世界なんだなと稽古を通して感じました。女性陶芸家としてやっていくことの壁の高さを実感すると同時に、負けずにやっていきたいと強く思いました」と強い覚悟を伺わせた。