ギャスパー・ノエ監督最新作『CLIMAX クライマックス』11月公開 ドラッグが生む地獄絵図を描く

ギャスパー・ノエ『CLIMAX』公開決定

 ギャスパー・ノエ監督最新作『CLIMAX クライマックス』が、11月1日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開されることが決定。あわせて、ポスタービジュアルが公開された。

 

ノエ監督3年ぶりの新作となる本作は、第71回カンヌ国際映画祭監督週間で初上映され、賛否両論真っ二つに分かれた中で、国際アート・シアター連盟賞を受賞。『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』『華氏451』に出演したソフィア・ブテラ以外は、各地で見出したプロのダンサーたちが出演する。

 音楽は、ダフト・パンク、ザ・ローリング・ストーンズ、セローン、エイフェックス・ツインなどが使用されている。演技経験のないプロダンサーによるパフォーマンスとダフト・パンクらが手がけたエレクトロミュージック、そして、全編を通して多用される長回し撮影で、ドラッグにより次第に充満していく地獄絵図を映し出す。歓喜からの狂乱、観る者を疑似トランス状態に放り込むサイケデリックな97分間に酔いしれる作品に仕上がっている。

 あわせて公開されたポスタービジュアルは、充満していくドラッグにより絶頂(クライマックス)に達した、愛し合う者、泣き叫ぶ者、それでも踊り狂う者たちの姿が切り取られている。

■公開情報
『CLIMAX クライマックス』
11月1日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか公開
監督・脚本:ギャスパー・ノエ
出演:ソフィア・ブテラ、ロマン・ギレルミク、スエリア・ヤクーブ、キディ・スマイル
配給:キノフィルムズ/木下グループ
2018/フランス、ベルギー/スコープサイズ/97分/カラー/フランス語・英語/DCP/5.1ch/日本語字幕:宮坂愛/原題:Climax/R-18
(c)2018 RECTANGLE PRODUCTIONS-WILD BUNCH-LES CINEMAS DE LA ZONE-ESKWAD-KNM-ARTE FRANCE CINEMA-ARTEMIS PRODUCTIONS

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「映画情報」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる