「Apple TV+」発表作品を一挙紹介! S・スピルバーグ、D・チャゼルら豪華クリエイターが集結

 AppleのApple TVにて利用可能な「Apple TV+(プラス)」が今秋公開予定だ。Apple TV+は、ほかでは観られないオリジナルのテレビ番組、映画、ドキュメンタリーを登場する新しいサブスクリプションサービス。Apple TV内のアプリで独自のオリジナルのテレビ番組、映画、ドキュメンタリーを楽しめ、100カ国以上で提供が開始されるという。そんなオリジナルコンテンツに出演するのは、スティーブン・スピルバーグやオプラ・ウィンフリーを始めとする大物クリエイター。今回はそんな配信予定の作品を紹介する。

『The Morning Show』(原題)

出演者:ジェニファー・アニストン、リース・ウィザースプーン、スティーブ・カレルほか
ドラマシリーズである本作は、その名の通りモーニングショー(朝のニュース番組)がテーマでその裏側を描く物語。女性キャスターを中心に、職場の男女格差の問題などに切り込んでいく。

『タイトル未定』

本作はNBCで1985年にスピルバーグが手がけた『世にも不思議なアメージング・ストーリー』のリメイクとなる。スピルバーグは製作総指揮として作品に参加する予定だ。

『Truth Be Told (formerly Are You Sleeping)』(原題)

出演者:オクタヴィア・スペンサー、アーロン・ポールほか

『タイトル未定』

出演者:ブリー・ラーソンほか
秘密工作員の回顧録がベースの小説『Life Undercover: Coming of Age in the CIA』をドラマ化。『キャプテン・マーベル』で主演を務めたラーソンということで、クールな女性像が期待される。

『Central Park』(原題)

出演者:ジョシュ・ギャッド、クリステン・ベルほか
アメリカで人気のアニメシリーズ「ボブズ・バーガーズ」を手がけたスタッフによる、ミュージカルコメディーアニメ。セントラルパークに住んで、働く一家がどのようにしてセントラルパーク、そして世界を救うことになったかの物語を描く。

『タイトル未定』

『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督とスタッフが手がけるドラマシリーズ。

『Defending Jacob』(原題)

出演者:クリス・エヴァンス、ミシェル・ドッカリーほか
ウィリアム・ランディ原作の同名サスペンス小説『ジェイコブを守るため』(早川書房刊)をドラマ化し、エヴァンス自身が製作総指揮を務める予定。主人公は、地区検事補アンディ・バーバー。14歳の少年が殺害された事件を調査するバーバーだが、容疑者として逮捕されたのは自分の息子・ジェイコブだった。

『Dear...』(原題)

出演者:アリー・レイズマン
レイズマンはオリンピックの体操選手で、Maroon5のMVにも出演しているという異色のキャリアの持ち主。本作は、リアリティー番組かトーク番組になると予想されている。

『Dickinson』(原題)

出演者:ヘイリー・スタインフェルド、ジェーン・クラコウスキーほか
社会的抑圧や女性差別を受けてきたとされる、詩人エミリー・ディキンソンの世界を描く、コメディー作品。『ピッチ・パーフェクト2』『はじまりのうた』などに出演するスタインフェルドが主演を務める。

『The Elephant Queen』(原題)

家族を守るために奮闘するメスの象を中心とした象の家族を追うドキュメンタリー作品になる予定。

『タイトル未定』

出演者:ユアン・マクレガーほか

『For All Mankind』(原題)

For All Mankind — Official First Look Trailer | Apple TV+

出演者:ヨエル・キナマン、サラ・ジョーンズほか
『新スタートレック』などを手がけたロナウド・D・ムーアが作り出すSFドラマシリーズ。

『Hala』(原題)

イスラム教徒のパキスタン系アメリカ人のティーンエイジャーの高校最後の年を描く。

『Home Before Dark』(原題)

出演者:ブルックリン・プリンスほか
11歳の少女を中心としたミステリーシリーズになる予定。監督と製作総指揮を務めるのは『クレイジー・リッチ!』のジョン・M・チュウ。

『Little America』(原題)

『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』のクメイル・ナンジアニが脚本を務め、エミリー・V・ゴートンが描く、アメリカの移民たちの感動の実話をドラマ化するアンソロジーシリーズ。ナンジアニは、「この番組を通じて、私たちには『他人』など存在しない、『自分たち』しかいないと視聴者が理解してくれることを期待します」と抱負を述べている。1話30分の全8話構成とのことだ。

『Little Voise』(原題)

出演:サラ・バレリス
J・J・エイブラムスと歌手で女優のサラ・バレリスが手がけるニューヨークを舞台に描くシンガーソング・ライターを目指し奮闘する女性の物語のシリーズ。

『My Glory Was I Had Such Friends』(原題)

出演:ジェニファー・ガーナー
こちらもJ・J・エイブラムスが『エイリアス』のジェニファー・ガーナーと再タッグを組み、手がけるシリーズ。 

『Losing Earth』(原題)

ライターのナサニエル・リッチによるNYタイムズシリーズ”Losing Earth: The Decade We Almost Stopped Climate Change,”と彼の新著である”Losing Earth”をテーマにしたシリーズ。

『Servant』(原題)

M・ナイト・シャマランが手がける心理学的スリラー。

『On the Rocks』(原題)

出演者:ビル・マーレイほか
『ロスト・イン・トランスレーション』を手がけたソフィア・コッポラとビル・マーレイの再タッグが実現。

『Pachinko』(原題)

2017年の全米図書賞の最終候補になるなど全米で大ヒットを記録した、イ・ミンジンの同名小説をドラマ化。韓国と日本を舞台にした在日韓国・朝鮮人の4世代にわたる年代記で、日本、アメリカを転々とした韓国系移民の家族を描く。

『ピーナッツ』

おなじみのスヌーピーとその仲間たちが登場する。

『Mystic Quest』(原題)

出演者:ロブ・マケルヘニー、チャーリー・デイほか
コメディシリーズになる予定。

『See』(原題)

出演者:ジェイソン・モモア、アルフレ・ウッダードほか
原因不明の盲目となった男の戦いを描く、SFドラマシリーズになる予定。『アクアマン』のジェイソン・モモアが主演、監督は『ハンガー・ゲーム』シリーズのフランシス・ローレンスのアクションということで注目度も高い。

『Swagger』(原題)

NBA選手スター選手の若年期にインスパイアされた物語。

『タイトル未定』(バンデットQシリーズ)

1981年に公開されたイギリスのファンタジー映画『バンデットQ』のドラマ化。

『Toxic Labor』(原題)

オプラ・ウィンフリーの職場でのセクシャルハラスメントなどをテーマとしたドキュメンタリ。ウィンフリーはもう一つ、メンタルヘルスなどをテーマとするドキュメンタリーを手がける予定とのことだ。

関連記事