ナディーン・ラバキー監督登壇予定 『存在のない子供たち』一般試写会に10組20名様をご招待
第72回カンヌ国際映画祭である視点部門の審査委員長を務めたナディーン・ラバキー監督最新作『存在のない子供たち』が、7月に全国公開される。
第91回アカデミー賞、第76回ゴールデングローブ賞の外国語映画賞にレバノン代表としてノミネートされた本作は、わずか12歳で裁判を起こし、両親を訴えた少年ゼインの姿と、その背景にある中東の貧困、移民などの社会問題を描いた衝撃作。メガホンを取ったラバキー監督は女優としても活躍している。
12歳で、裁判を起こし自分の両親を訴えたゼイン。裁判長から「何の罪で?」と聞かれたゼインは、まっすぐ前を見つめて「僕を産んだ罪」と答えた。中東の貧民窟に生まれたゼインは、両親が出生届を出さなかったために、自分の誕生日も知らず、法的には社会に存在すらしていない。学校へ通うこともなく、兄妹たちと路上で物を売るなど、朝から晩まで両親に働かされている。唯一の支えだった大切な妹が11歳で強制結婚させられ、怒りと悲しみから家を飛び出したゼインを待っていたのは、大人たちが作ったさらに過酷な“現実”だった。
リアルサウンド映画部では、『存在のない子供たち』一般試写会に10組20名様をご招待。概要・応募方法は以下のとおり。
『存在のない子供たち』一般試写会概要
日時:7月5日(金)13:30開場/14:00開映(上映時間:125分)
会場:ユニセフハウス(東京都港区高輪4-6-12 1階ホール)
主催:(公財)日本ユニセフ協会/協力:株式会社キノフィルムズ
※上映後、ナディーン・ラバキー監督の登壇を予定。(〜17:00)
応募方法
リアルサウンド映画部の公式Twitterをフォロー&該当ツイートをRTのみ。
※当選後、住所の送付が可能な方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
<リアルサウンド映画部 公式Twitter>
https://twitter.com/realsound_m
<応募締め切り>
6月14日(金)
■公開情報
『存在のない子供たち』
7月、シネスイッチ銀座ほか全国公開
監督・脚本・出演:ナディーン・ラバキー
出演:ゼイン・アル・ハッジ、ヨルダノス・シフェラウ、ボルワティフ・トレジャー・バンコレ
配給:キノフィルムズ/木下グループ
2018/レバノン、フランス/カラー/アラビア語/125分/シネマスコープ/5.1ch/PG12/字幕翻訳:高部義之/原題:Capharnaum
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