野村周平×桜井日奈子で『僕の初恋をキミに捧ぐ』ドラマ化決定 共演に馬場ふみか、松井愛莉ら

『僕の初恋をキミに捧ぐ』ドラマ化決定

 野村周平と桜井日奈子が出演する土曜ナイトドラマ『僕の初恋をキミに捧ぐ』(テレビ朝日系)が2019年1月より放送されることが決定した。

『僕の初恋をキミに捧ぐ』第10巻表紙 (c)青木琴美/小学館

 本作は、青木琴美の同名コミックを初ドラマ化したもので、20歳まで生きられない少年と、その少年を全身全霊で愛する幼なじみの少女の物語。原作は2005年から2008年にかけて『少女コミック』(現『Sho-Comi』/小学館・刊)にて連載され、2007年に「第53回 小学館漫画賞少女向け部門」を受賞。2009年には井上真央と岡田将生主演で実写映画化もされ、興行収入21.5億円の大ヒットを記録した。電子版も含めると、現在までの『僕の初恋をキミに捧ぐ』の累計発行部数は800万部を超えるという。

 重い心臓病で「20歳まで生きられない」と宣告されてしまった主人公・逞を演じるのは、テレビ朝日系ドラマ初主演となる野村。自分の病を知って一時は初恋の相手・繭から遠ざかろうとするも、やがてその愛を“命を懸けて”貫く道を選ぶ高校生役に挑む。また、小さい頃に逞が20歳まで生きられないと知って以来、一途に病を治す方法を探し求める幼なじみの繭を桜井が演じる。

 そのほか、恋のライバルを馬場ふみかと松井愛莉、高校生活を彩る仲間を矢作穂香、岐洲匠、富田健太郎、福本莉子、そして主人公が通う病院の看護師役を是永瞳が演じる。また、主人公とヒロインを支えながらも、時にそれぞれの立場から対立する母親役として真飛聖と石田ひかりが出演。逞の高校の2つ年上の先輩で学校中の生徒から人気を誇り、時に繭を巡る恋敵として対峙するカリスマ生徒会長・鈴谷昂と、逞の高校の同級生で心優しい大親友・鈴谷律のキャストは近日発表されるという。

 第1話では、当時8歳、病院で入院する逞が繭とともに病室を抜け出して訪れた夜の公園で星空のもと結婚の約束を交わす。そしてその7年後、15歳になった逞は、名門・私立紫堂高校に入学。新入生たちに向かって「学園生活をエンジョイしようぜ!」と叫ぶ生徒会長・鈴谷昂の挨拶に驚く逞だったが、次に新入生代表の挨拶で壇に上がった女子生徒の顔を見て、さらに驚がくする。その女子生徒は、かつて結婚の約束をした、幼なじみの繭だったのだ。 全校生徒を前に壇上から大声で「この私から逃げようなんて百万年早いのよ! ぜっっったいに、逃さないからね!」と逞に宣言する繭は、逞にとって誰よりも会うのを避けていた大切な初恋の人物なのだった。隠れて猛勉強してまで自分を追いかけてきた繭に対し、逞は戸惑いを隠せない。泣かせたくないがゆえに、その関係を終わらせようとしていた逞。小さい頃に偶然聞いてしまった自分の命のタイムリミットについての記憶が、逞の頭の中でまたよみがえる。

野村周平
桜井日奈子
馬場ふみか(Photo : Shohei Yokoyama)
松井愛莉
矢作穂香
岐洲 匠
富田健太郎
福本莉子
是永瞳
真飛聖
石田ひかり
『僕の初恋をキミに捧ぐ』
previous arrow
next arrow
 
野村周平
桜井日奈子
馬場ふみか(Photo : Shohei Yokoyama)
松井愛莉
矢作穂香
岐洲 匠
富田健太郎
福本莉子
是永瞳
真飛聖
石田ひかり
『僕の初恋をキミに捧ぐ』
previous arrow
next arrow

野村周平(垣野内逞役)コメント

原作、脚本などを読んだ感想

ただキュンキュンしているドラマではないというか。心臓病と向き合う中での葛藤や繭にどう接していけばいいのかなど、そういう人の心の部分が、とてもしっかりと動く作品だなと思いました。桜井さんとは今回初めてご一緒させていただきますが、とても落ち着いている方ですね。桜井さんのお芝居を見て、自分も成長させていただけたらなと思っています。

初恋の思い出

「本当に人を好きになるって、こういうことなんだ」と覚えたのが中学3年生でした。甘酸っぱい思い出です。

恋人同士のシチュエーションへの憧れ

「ゆず」の歌詞みたいな恋に憧れます。下り坂をくだりながら、ブレーキをゆっくり握りしめながら。海を想像できるような恋をしてみたかったなとは思います。

「今、これに全力を捧げている!」というもの

車やバイクやスケボーなど、いろんなものがありますけど、最近はキックボクシングかな。それと今は役者に注いでいる部分が大きいです。もちろん、この作品にも。まだどういうふうに捧げるかは考え中ですが、主演でやらせていただく以上は人生を捧げるつもりです。

意気込み

原作の読者の方に恥じないような作品にしますし、いろんな人たちとの絡み合いや人間関係の心のもつれなどを、しっかりと表現できたらいいなと思っております。必ず皆さんに納得いただけるような作品にしたいなと思っていますので、あなたの貴重なナイトドラマの時間を僕たちに捧げてください。

桜井日奈子(種田繭役)コメント

原作、脚本などを読んだ感想

原作を読んだときは感動してポロポロ涙が出てきてしまいました。そういう作品の良いところをちゃんとドラマでも表現できたらなと思いますし、精一杯頑張りたいです。野村さんとは今回はじめましてなんですが、とても楽しい方で(笑)。力を合わせて作品を作っていけたらいいなと思っています。

初恋の思い出

私は小学2年生でした。本当に人を好きになったのはもっと後かもしれないけど、「好きだな」って意識したのはその頃でしたね。

恋人同士のシチュエーションへの憧れ

逞と繭のような、幼なじみというシチュエーションは憧れかもしれません。恋人じゃなくてもすごく距離が近いし、幼なじみだからこそ言葉にしなくても分かり会えるような関係ですし。そういう人と、もしも一緒になれたら最高かなって思います。

「今、これに捧げている!」というもの

筋トレです。13年間バスケットボールをしていたということもあって、体を動かすことが好きなんです。行けるときは毎日くらいの勢いでピラティスに行っています。

意気込み

この作品のグッと来る部分はたくさんありますが、一番は2人の純愛だと思っています。原作の漫画もすごく素敵ですが、ドラマになったときにまた違った魅力を生み出せていけるように頑張りたいです。毎週、毎週、見るのが楽しみになっていただけるような作品にしたいと思っているので、よろしくお願いします。

原作者・青木琴美 コメント

『僕の初恋をキミに捧ぐ』を実写ドラマ化していただけることになりました。
私にとって、国内では初めてのドラマ化作品になります。
しかも、もっと大切な“初めて”があります。
本作のプロデューサーさんは、学生時代から私の作品を読んでくださっていた方です。
読者でいてくださった方に、映像化のプロデューサーをして頂けるのはこれが初めてです。
作家にとって、これほど感慨深いことがあるでしょうか。
漫画『僕キミ』を描き終え、2009年に実写映画が公開されて9年。
今回のドラマ化で、当時『僕キミ』を読んで(観て)いただいた方々に、逞と繭のことを懐かしく想い出してもらえたら嬉しいです。
そして、たくさんの方々に、新しく出会ってもらえたら嬉しいです。
私も、新しい『僕キミ』で、逞と繭に再会できることを、楽しみにしています。

神田エミイ亜希子(テレビ朝日プロデューサー)コメント

平成という一つの時代がもうすぐ終わる…と、ふと感じた瞬間に、「僕の人生にはタイムリミットがある」という衝撃的な台詞で始まる青木琴美先生の伝説的な漫画『僕の初恋をキミに捧ぐ』を思い出しました。
大好きな人と共に生きる事は、どんなに時代が変わっても、どこの誰にとっても素晴らしい事に違いありません。今、時代が移りゆく時だからこそ、そんなメッセージを込めたドラマを作りたい!そう強く思い、愛おしくて、切なくて、苦しくて、でもどこか幸せを感じられる、この原作に挑む事にしました。
ラブストーリーの軸となる二人、主人公の逞は芯の強さと繊細な芝居が光る野村周平さんに、ヒロインの繭は明るいオーラとはじけるような笑顔が魅力の桜井日奈子さんにお願いしました。一筋縄ではいかない二人の恋は、日常こそが宝物であり、好きな人がいる事そのものが奇跡なんだ!と気づかせてくれるはずです。そして、二人を取り巻く一癖も二癖もある登場人物たちの人生も混ざり合い、ストーリーは思わぬ方向へと進んでいきます!
キラキラ輝く本気の恋と、運命に立ち向かうためのエネルギーがぶつかりあう、心の底から泣ける最強の純愛ドラマを土曜の夜にお届けします!

■放送情報
『僕の初恋をキミに捧ぐ』
テレビ朝日系にて、2019年1月スタート 毎週土曜23:15~00:05放送
出演:野村周平、桜井日奈子、馬場ふみか、松井愛莉、矢作穂香、岐洲匠、富田健太郎、福本莉子、是永瞳、真飛聖、石田ひかりほか
原作:青木琴美『僕の初恋をキミに捧ぐ』(小学館刊)
脚本:尾崎将也
演出:宝来忠昭、藤原知之
音楽:富貴晴美
エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)
プロデューサー:神田エミイ亜希子(テレビ朝日)、山本喜彦(MMJ)、森一季(MMJ)
制作:テレビ朝日/MMJ
(c)テレビ朝日
公式Twitter:@bokukimi2019

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「ニュース」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる