バラエティだけじゃない 関ジャニ∞ 村上信五、幅広い役を器用にこなす役者としてのポテンシャル
今やMCとしてのポジションをすっかり確立させた、関ジャニ∞ 村上信五。そんな村上が11月13日放送の『ありえへん∞世界 3時間SP』(テレビ東京系)にて、スペシャルドラマの出演を果たした。これまで同番組内で度々再現ドラマに出演し、「再現ドラマ専門役者」と言われていた村上。彼が出演してきたのはコメディ色が強い再現ドラマがほとんどで、再現ドラマというよりもコントに近い印象であった。しかし、それも村上らしさが出ており、大好評。SNSなどでも話題になっていた。
こんな風に最近はすっかりバラエティのイメージがついている村上だが、実は想像以上
にドラマへの出演本数は多い。『ありがとう、オカン』(カンテレ・フジテレビ系)で主演を務めて以降、『0号室の客~HOTEL POINT~/Fourth Story 追い詰められた男』(フジテレビ)、『生きてるだけで なんくるないさ』(日本テレビ系)、『ハクション大魔王』(フジテレビ系)と、次々に主役を演じてきている。村上の演技を一言でいうと、「器用」。特に関ジャニ∞の他のメンバーと比べると、良くそれが分かると思う。
例えば、最近精力的に演技の仕事をしている錦戸亮。彼の演技は、「この役はこういう言い方をするだろう」「こういう場面ではこういう行動を取るだろう」と与えられた役を自分の中で噛み砕いた上でアウトプットしている印象だ。演技のキャリアが浅かったころは噛み砕き方の幅が狭く感じたが、最近では非常に多様化してきている。様々な役を違和感なく演じられるようになっていることが、その証拠ではないだろうか。一方村上は、はじめから様々な役を器用にこなしていた。上記の作品を見ても、感動ドラマからギャグまで幅広い。