失意の男とソープ嬢の命がけの恋 官能小説『どうしようもない恋の唄』カトウシンスケ主演で映画化

 草凪優の官能小説『どうしようもない恋の唄』が映画化され、8月4日に公開されることが決定。あわせてポスタービジュアルと予告編が公開された。

 本作は、「この官能文庫がすごい2010」で大賞を受賞した、草凪の同名小説を映画化したラブストーリー。人生に絶望した主人公の矢代が、死に場所を求めて訪れた街で、ソープ嬢のヒナと出会い、次第に生きがいを見出していく模様を描く。主人公・八代役で主演を務めるのは、『ケンとカズ』のカトウシンスケ。彼と運命的な出会いを果たすソープ嬢・ヒナ役には「有名広告代理店の現役OLがヌードになった」とグラビア界を騒然とさせた藤崎里菜が抜擢。藤崎は本作で、数多くの濡れ場に果敢に挑み、堂々たる映画デビューを飾っている。そのほか、間宮夕貴、榊英雄、佐々木心音らが共演に名を連ねた。監督を務めるのは、『チェリーボーイズ』の西海謙一郎。

 あわせて公開されたポスターでは、「これが人生最高のセックス、のはずだった」というコピーとともに、セクシーに服をはだけさせるヒナの姿を大きく配置。その傍らには、物悲しそうに佇む矢代の姿が写っている。

『どうしようもない恋の唄』予告編

 一方の予告編は、失意に沈む矢代が、場末の街を訪れるところから始まる。そこでヒナと出会い、何度も2人で交わっていくうちに次第に生きる希望を見出す矢代。しかし、次々に困難が2人に立ちはだかり、矢代とヒナが苦悶していく様子が生々しく映し出されている。

 また、原作者の草凪からは以下のコメントが寄せられている。

草凪優(原作者)コメント

どこかで抱いたソープ嬢が映ってると思ったら、藤崎里菜だった。京成立石には昔、駅前ソープがあって、あんな感じの気のいい女が春をひさいでいたものだ。俺たちのバルドー、俺たちのトレイシー・ローズ、俺たちの片翼だけの天使。俺たちの映画女優・藤崎里菜の誕生に惜しみない拍手を送ります。

■公開情報
『どうしようもない恋の唄』
8月4日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋にて公開
監督:西海謙一郎
脚本:龍一朗、石川均
出演:カトウシンスケ、藤崎里菜、間宮夕貴、高橋里恩、佐々木心音、石川均、大高洋子、榊英雄
制作:ステアウェイ、クロックワークス
配給:クロックワークス
2018年/日本/カラー/ビスタ/デジタル上映/ドルビーSRD/96分/R18+
(c)2018 クロックワークス
公式サイト:http://klockworx-v.com/koinouta/

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