“さよなら”世界ツアーの幕が上がる 『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』7月公開

 音楽ドキュメンタリー『Buena Vista Social Club: Adios(原題)』の邦題が『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』に決定し、7月20日より公開されることが決定し、ポスタービジュアルも公開された。

 本作は、2000年に公開された音楽ドキュメンタリー『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』から18年、グループによるステージでの活動に終止符を打つと決めた現メンバーによる“アディオス”世界ツアーを収めた、ヴィム・ヴェンダース製作総指揮の音楽ドキュメンタリー。

 アメリカのギタリスト、ライ・クーダーが、キューバを旅した際にセッションした、地元の老ミュージシャンに声をかけ、当時なんと92歳のギタリストを筆頭に、かつて第一線で活躍していたキューバのベテラン歌手や音楽家たちを集めたビッグバンド“ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ”。彼がプロデュースし、発売した同名のアルバムは、900万枚を売り上げ、世界の音楽シーンにセンセーションを巻き起こした。やがてそのアルバムは、グラミー賞を受賞。さらに、ヴェンダースが監督したドキュメンタリー映画が、全世界でヒットを飛ばし、アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた。

 公開された日本版ポスターは、前作『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』の記憶を呼び起こすデザインに。キューバらしいカラフルな車と、バンドでギター・ヴォーカルを務めるエリアデス・オチョアの後ろ姿は、これまで彼らが歩んできた音楽の旅路を想わせ、「18年の愛をこめて。」という印象的なキャッチコピーには、前作からのメンバーたちの人生と、これで最後と決めた“アディオス(さよなら)”ツアーへの思いを想起させる。

■公開情報
『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』
7月20日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
製作総指揮:ヴィム・ヴェンダースほか
監督:ルーシー・ウォーカー
出演:オマーラ・ポルトゥオンド、マヌエル・“エル・グアヒーロ”・ミラバール、バルバリート・トーレス、エリアデス・オチョア、イブライム・フェレール
原題:Buena Vista Social Club: Adios/2017年/イギリス/カラー/ビスタ/5.1chデジタル/110分/字幕翻訳:石田泰子
後援:駐日キューバ共和国大使館、インスティトゥト・セルバンテス東京、日本人キューバ移住120周年
配給:ギャガ
(c)2017 Broad Green Pictures LLC
公式サイト:gaga.ne.jp/buenavista-adios

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