沈みゆく夕日を背景にフランクとメアリーが家族の絆を再確認 『gifted/ギフテッド』本編映像
11月23日公開の映画『gifted/ギフテッド』の本編映像が公開された。
本作は、『(500)日のサマー』のマーク・ウェブ監督が再びFOXサーチライト・ピクチャーズとタッグを組んだ最新作。天才的数学の才能を持った姪のメアリーとフロリダの海辺の町でささやかに生活していた叔父のフランク。2人の元へ、メアリーに英才教育を施そうと祖母のイブリンが現れたことで、少しずつ揺らぎ始める家族の関係を描く。本映像では、沈みゆく夕日を背景に浮かぶふたりの影から、新たな家族の絆が垣間見える模様が切り取られている。フランクと離れ離れになってしまうことを恐れたメアリーは、フランクとじゃれ合いながら、「神様はいる?」と質問するが、フランクは落ち着いた声で、「わからない。俺たちは何があっても一緒だ。それが質問だろ?」と一言。大人びた性格から素直に甘えられないメアリーと、そんなメアリーが心に抱える不安を誰もよりも理解するフランクが、家族の絆を互いに再確認する様子が確認できる。
ウェブ監督は、伯父と姪による新たな家族の絆が描かれる本作について「ただ単に観客が映画を観て温かい気持ちになってもらえればそれだけで十分だと、それがこの映画を作った僕の最大の目的だった。それに加えて、この映画ではこの映画ではフランクとその姪のメアリーのとても素晴らしいシンプルな関係が描かれていて、それをクリス・エヴァンスとマッケナ・グレイスという素晴らしい俳優が見事な演技で見せてくれる。それは必ずや映画を観た皆の印象に残ると思うよ」とコメント。メアリーを演じた子役マッケナ・グレイスは、当時の撮影を振り返り、「ちょうど現場の夕日が良くなったことに気づいた監督が『そこだ、早く走れ!』と言って、みんながいっせいに走り出したの。カメラマンもカメラを担いで走るなか、私だけ躓いてしまったのだけど、転んだ瞬間にクリスは私のことを抱きかかえて、一緒に走り続けてくれたのよ。そのまま私はクリスの身体の上を登ったりして、とても楽しい 撮影だった」と語った。
■公開情報
『gifted/ギフテッド』
11月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
監督:マーク・ウェブ
出演:クリス・エヴァンス、マッケナ・グレイス、ジェニー・スレイト、リンゼイ・ダンカン、オクタヴィア・スペンサー
配給:20世紀フォックス映画
(c)2017 Twentieth Century Fox
公式サイト:http://gifted-movie.jp/