『パディントン2』ヒュー・グラント来日決定 ワールドプレミアにはベン・ウィショーが登場
来年1月19日に公開される『パディントン2』に出演しているヒュー・グラントとヒュー・ボネヴィル、プロデューサーのデヴィッド・ハイマン、監督のポール・キングの来日が決定した。
本作は、ヨーロッパで国民的な人気を誇り、日本でも愛され続けているクマのキャラクター・パディントンの活躍を描いたヒューマンドラマ『パディントン』の続編。
現地時間11月5日には、原作生誕の地であるロンドンのBFIサウスバンクにてワールドプレミアが行われた。1951年から2007年までナショナル・フィルム・シアターと知られていた歴史ある会場には、パディントンのトレードマークである赤い帽子にブルーのダッフルコートの温かいカラーを基調としたカラフルな提灯や、バンドステージ、スチームオルガンなど移動遊園地をイメージした装飾が施された。
前作に続きパディントンの声を担当したベン・ウィショーは、白いスタンドカラーシャツに濃いグレーのコートを合わせたカジュアルなスタイルに身を包み、一人ひとりのファンに丁寧に応える。日本のカメラに気づいたはウィショーは、「ベン・ウィショーです。『パディントン2』でパディントンを演じました。とても素晴らしい、気持ちの高まる映画なので、ぜひお楽しみください」とコメント。さらに、前作との違いについては「ある点では同じと言えますが、今回は新しいキャラクターも数名いて、ヒュー・グラントが演じるのもその一人です。また、よりドラマ性が高く、より大きな危機に直面します。パディントンによくないことが起こってしまいます」と解説した。
『噂のモーガン夫妻』以来、約8年ぶり7度目の来日が決定したグラントが本作で演じているのは、今は落ちぶれているが自惚れやでチャーミングな大物俳優という地元の有名人フェニックス・ブキャナン。グラントは自身が演じた役柄について、「歳を重ねて最盛期を過ぎてしまったけれど、過去の栄光に執着している俳優の役です。彼の家には過去に演じた大きな役の衣装をまとったマネキンがあり、それに話しかけるというめちゃくちゃな男です」とコメントした。
プロデューサーのハイマンは「日本には行けるならいつでも行きます。『パディントン』では今年の始めにも行き、去年末には『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で行きました。また『パディントン』で行く数か月後の年末にはまた『ファンタスティック・ビースト』で行く予定です。日本は大好きで、お気に入りの場所のひとつです。なので機会があればいつでも行きます」と日本への思いを語った。
『ダウントン・アビー』のグランサム伯爵役で知られ、本作では勇敢で正義感溢れるブラウン一家の支柱ヘンリーおじさんを演じるボネヴィルと、前作に引き続きメガホンを取るキング監督はともに初来日となる。彼らの来日は2018年1月中旬で、ジャパンプレミアに登壇予定。ジャパンプレミアには、日本語吹替を担当するキャストも登壇する予定だ。
■公開情報
『パディントン2』
2018年1月19日(金)公開
監督:ポール・キング
製作:デヴィッド・ハイマン
出演:ベン・ウィショー(声の出演)、ヒュー・グラント、ブレンダン・グリーソン、ヒュー・ボネヴィル、サリー・ホーキンスほか
日本語吹替え版キャスト:松坂桃李、古田新太、三戸なつめ
配給:キノフィルムズ
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公式サイト:http://paddington-movie.jp