長瀬智也が見つけた“自分が生まれてきた意味” 『ごめん、愛してる』韓国版と異なる結末に?

長瀬智也が見つけた“自分が生まれてきた意味”

 ならば、なぜ生まれたのか。それを考えるのは、人間だけだと言われている。どう生きるかは、どう死ぬかと表裏一体。生きた証とは、もしかしたら何か物質的なものを残すことだけではなく、誰かの記憶の中で唯一無二の存在となることなのかもしれない。幸せをくれた人ならば、きっとその存在はずっと記憶の中で生き続ける。寓話『幸福な王子』のように。

 次回、いよいよ最終回を迎える『ごめん、愛してる』。残り少ない時間、「生まれてきてよかった」そう思える瞬間が律に訪れてほしいと願わずにはいられない。原作の韓国版とは異なるエンディングが待っていると噂されているが、一体どんな結末が描かれるのか。多くの人の心に刻まれ、このドラマが生まれた意味を見出せる最終回になることを期待している。

(文=佐藤結衣)

■放送情報
日曜劇場『ごめん、愛してる』
TBS系列にて毎週日曜夜9時~
原作:韓国KBSドラマ『ごめん、愛してる』(脚本:イ・ギョンヒ)
脚本:浅野妙子
プロデュース:清水真由美
出演:長瀬智也、吉岡里帆、坂口健太郎、大西礼芳、大智、山路和弘、草村礼子、六角精児、池脇千鶴、中村梅雀、イ・スヒョク、大竹しのぶ
製作:MMJ、TBS
(c)TBS
公式サイト:http://www.tbs.co.jp/gomen_aishiteru/

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「国内ドラマシーン分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる