スカヨハや監督も登場 『ゴースト・イン・ザ・シェル』美術にフォーカスを当てた特別映像

ハリウッド版『攻機』美術に関する特別映像

 現在公開中の『ゴースト・イン・ザ・シェル』より、美術に関する特別映像が公開された。

 本作は、押井守のアニメーション映画『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』をハリウッドで実写化したSF映画。脳以外は全身義体の少佐率いるエリート捜査組織・公安9課が、サイバーテロ組織と対峙する模様を描く。スカーレット・ヨハンソンが主人公の少佐を演じるほか、ビートたけしやジュリエット・ビノシュが出演している。

『ゴースト・イン・ザ・シェル』特別映像(美術編)

 このたび公開された特別映像は、本作においての“美術”にフォーカスをあてたもの。映像では、『攻殻機動隊』の世界観を表現するにあたって、ルパート・サンダース監督や美術担当が、膨大なコンセプトアートでビジョンを共有しながら、最新のデジタル技術を駆使し、原作に基づいた“宗教と人種が混在するレトロな未来”が創作されていく様子が映し出される。

 少佐役のヨハンソンは「ルパートは自分のビジョンを持っていて、ユニークで魅力的な未来を創り出した」と語り、サンダース監督も「誰も見たことのない独自の世界観だ」と自信を覗かせている。
 
 また、世界的に有名なデザイン・特殊メイク工房でクリエイティブ・ディレクターを務めるリチャード・テイラーは、「原作は私たちの多くに大きなインスピレーションをもたらしてきたものだった。何かしら未来を舞台にした映画について意見を交わすときは、いつもこの独自の世界を参考にするんだ。アーティストとして、ファンとして、私たちはこのプロジェクトに参加せずにはいられなかった」と明かし、ヨハンソンも「今まで見たこともないような都市よ。『ブレードランナー』の光景が継続され、アップデートされたような感じとも言えるわ。私は、てっきりデジタルで冷たい未来が描かれるものと思っていたけど、全然違っていたの。そこに魅了されたわ。すごく温かみがあって魅力的でユニークな世界よ」とその世界観を絶賛している。

20170418-gits-sub1.jpeg

 

20170418-gits-sub2.jpeg

 

20170418-gits-sub3.jpeg

 

■公開情報
『ゴースト・イン・ザ・シェル』
全国公開中
監督:ルパート・サンダース
出演:スカーレット・ヨハンソン、ビートたけし、マイケル・ピット、ピルー・アスベック、チン・ハン、ジュリエット・ビノシュ
配給:東和ピクチャーズ
(c)MMXVI Paramount Pictures and Storyteller Distribution Co. All rights Reserved.
公式サイト:ghostshell.jp

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「映画情報」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる